書評

「『楽しくなければ成果は出ない ドン・キホーテの伝説の部長が教える圧倒的成果を上げる人の条件』を読んでみた感想!楽しく仕事をし、楽しく生きていきたい人にオススメの本!」

「『楽しくなければ成果は出ない ドン・キホーテの伝説の部長が教える圧倒的成果を上げる人の条件』を読んでみた感想!楽しく仕事をし、楽しく生きていきたい人にオススメの本!」

『楽しくなければ成果は出ない』は、ドン・キホーテの店内で流れている、あのテーマソングを作詞作曲し歌っている田中マイミさんが書いた本です。
田中さんは、30代でアルバイトとしてドン・キホーテで働き始め、幹部役員まで上り詰めました。

その後、培ってきたノウハウを生かし、プロコーチの資格を取得して起業。
現在は企業へのコンサルティングや、エグゼクティブコーチとしてセミナーや講演会などを行っている方です。
そんな著者から仕事や人生で圧倒的成果を上げる方法について学ぶことができます。
仕事を、人生そのものを楽しくしたい人にオススメです。

「面白がって仕事をしているか」

「何か面白いことない?」と聞かれたら、何と答えるでしょうか。
これは田中さんが仕事をしている人によく使う言葉だそうです。
面白いことなどないと思って、「特にないです。」と答えるかもしれません。
ですが、

ここで大事なのは、面白いことがあってもなくてもいいけれど、面白いことを探しているかどうか

なんだそうです。
田中さんは、「面白い」という感情が生きる上でもっとも大切なもののひとつだと考えています。
なので、

「小さなことでも面白いと感じられる」メンタル

であるかどうかを、この質問で見ているのです。
ではなぜ、「面白い」と感じられることが大切なのでしょうか。
それは

面白い仕事なんてほとんどないから

です。

面白い仕事・面白くない仕事があるのではなく、仕事を面白がれる人・面白がれない人がいるだけ。
面白がれる人がいて、はじめて面白い仕事になる

といいます。
田中さんが、1万人の部下を見てきてわかったことは、

なんでも面白がれる人が一番伸びる

ということなんです。

「仕事が楽しくない」「仕事がつまらない」と思うこともありますが、そもそも「仕事」自体はそういうものだと改めて気づかされました。
言われてみれば、毎日繰り返しの日常や、仕事があると、自分で「面白い」と感じることが少なくなっていると感じました。

田中さんが面白いと思ったから、ドン・キホーテの独特なごちゃごちゃしたディスプレイは生まれました。
そんな彼女の経験を読みながら、「面白がる」ことが、いかに大切かということがわかります。

「世界に自分を知っている人間が誰もいなくなったら何をするか?」

「面白がれる」自分になるには、どうしたらいいんでしょうか。

「世界に自分を知っている人間が誰もいなくなったら何をするか?」

を考えてみることが、その方法の一つです。

田中さんは、人間は感情で動く生き物だから、

ワクワクすること、楽しいこと、面白いことのほうが力を発揮できるし、メンタル的にも良い状態

になるといいます。
なので、そのことを考えただけで楽しくなる、

「ワクワクするか?」を行動の最終決定法

にするんだそうです。
いきなり仕事や日常を「面白がれ」と言われても、何に対してどう面白がればいいのか、わからないかもしれません。
どうしてもワクワクすることがわからない、自分の「ワクワク」に自信がないという人には、

「世界に自分を知っている人間が誰もいなくなったら何をするか?」

を考えてみるようにすすめています。
そうして、他人の目を気にしない、バカバカしいことでもかまわない…自分だけのワクワクを見つけるんです。

今まで感じてなかった、考えてこなかった「ワクワク」を思い出すのに、この質問は有効だなと思いました。
社会生活を送っていると、どうしても「他人から見たら」とか「これをやったらどんな反応になるか」を考えてしまいます。
そんな全てを排除すれば、誰でも「ワクワク」するようなやりたいことが見つかるのではないでしょうか。

「仕事が楽しいモード」になる方法

について、知ることができる内容です。
著者自身が実践しているコツも書かれているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

最強のメンタル「ミラクルマインド」

仕事が楽しくなる、成果を出すためには行動するだけではなく、自分のあり方を見直す必要もあります。
その心のあり方、最強のメンタルが

「ミラクルマインド」

なんです。

自分の行動を変えていくことも大事ですが、それと同時に大事なことが「メンタル」だそうです。
田中さんがマネジメントをしてきて実践し、わかった最強のメンタル、最強の心のあり方を「ミラクルマインド」と呼んでいます。
このマインドには3つの条件があります。それは

①自分を大事にできている 
②相手のことを考える余裕がある 
③人に喜ばれることをいつも考えている

です。
特に自分自身が楽しく働き、結果を出すために、①の条件は必要不可欠だということです。この条件は、自己中心的になるということではありません。
田中さんの考えでは、

自分を大事にできない人は 他人も大事にできない

自分を大事にできる人だからこそ、他人のちょっとした変化や感情の機微にも敏感になれるといいます。
最強のメンタルを持つには、まず「自分を大事にする」必要があるんです。

「自分を大事にする」ことは大切だと思いますが、そのことが「他人を大事にする」ことにつながるとは思っていませんでした。
どちらかといえば自己中心的になるんじゃないかと考えていましたが、この本を読んで、「自分を大事にする」ことが必要なんだと考え方が変わりました。

「自分を大事にする」ことが「ワクワクする」ことにつながります。
3つの条件を満たして「ミラクルマインド」を手に入れる方法を、確認してみてください。

最高の信頼関係を築く 雑談の習慣

自分が楽しく働くつもりがあったとしても、人間関係の問題があるので、そうは上手くいかないと思っている人もいるのではないでしょうか。
職場の人間関係で大事なのは

雑談の習慣

なんです。

「雑談なき職場に成長なし」

と言っているように、田中さんは、職場での「雑談」を非常に重要なものだと考えています。
自分が成果を出したいなら、一人ではできません。
人に動いてもらうことも必要です。
人は社会的な生き物なので、

仕事が楽しいマインドになるということは、実は個人で完結するものではありません。

だから人間関係がうまくいっていなければ、仕事も楽しくないんです。
そこで、人が喜んで動いてくれるような、そんな良い人間関係を構築するのが「雑談」なんです。
他人に興味を持ち、自己を開示して雑談できれば、良い人間関係を築くことができるといいます。

雑談にはすごい力がある

んです。

これは私自身も実感したことがあるので、その通りだと思いました。
確かに自分がどんな立場でも色々な人と他愛ない会話ができる環境の方が上手くいきます。
そして何より、職場での人との関係が苦痛ではありません。
ですが、雑談した方がいいと感じながらも、なぜそれがいいのかはよくわかっていなかったので、この本を読んで納得しました。

本には雑談のコツや方法が詳しく書いてあります。

雑談は上手い・下手、面白い話ができる・できないではなく、人と雑談をしていることそのものに価値がある

そうなので、ぜひ「雑談」して、その効果を実感してみてください。

まとめ

今は

「心から楽しんでいない人は、成果は出ない時代」

だそうです。
誰もがやりたい仕事ができるわけではありません。
またやりたい仕事が楽しいとも限りません。
大事なことは、仕事が何であるかではなく、自分が「なんでも面白がれる人間かどうか」ということなんです。
そんな人間でいれば、人生は楽しいのではないでしょうか。
この本は、著者の経験から自分の人生を楽しくする方法が学べ、元気がもらえる1冊です。