【鬼滅の刃・霞の呼吸】霞の呼吸の特性についての紹介・考察(ネタバレ含む)
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Contents
【霞の呼吸の特徴】
●風の呼吸から派生した霞の呼吸
霞の呼吸は、風の呼吸の派生です。
荒々しい風の呼吸に比べて、優雅な技が多いのが特徴です。
霞の呼吸に適性を持つ者は、その刀を白色に染めます。
霞の呼吸は漆ノ型まで存在し、その内の一つ、“朧”は時透無一郎が自ら編み出したオリジナルの技です。
●緩急をつけた動きで相手を翻弄する霞の呼吸
霞の呼吸は一見、霞をまとい、ゆったりとした流麗な動きで斬りつける技に見えます。
しかし、実際にはかなりの速さを誇ります。
その刀を振るうスピードは、上弦の伍である玉壺を驚かせるほどでした。
●霞の呼吸に適した者の性格
霞の呼吸の派生元である風の呼吸は、暴風の如き激しい気性を持ち、己が目的のために他者を巻き込みながら進む者に適性があると言われています。
無一郎は一見おとなしそうに見えて、激しい気性を持っています。
また、自身が強くなるために小鉄に絡繰り人形を出すように迫っていたことから、他者を巻き込みながら進むという点も合致しています。
●月に関連した技名がある霞の呼吸
霞の呼吸の使い手である時透無一郎は、月の呼吸の使い手である黒死牟の末裔です。
そのためか、無一郎の扱う霞の呼吸には、“月の霞消”や、“朧”など、月をイメージさせる技が存在します。
無一郎が霞の呼吸を学んだ時、自身の先祖が月の呼吸の使い手であることは知る余地もありませんでした。
無一郎は無意識のうちに、月の呼吸に近い霞の呼吸を選んだことになります。
やはり、血は争えないということでしょうか。
【作中に登場する霞の呼吸の使い手】
時透無一郎
杣人(木こり)を営む両親のもとに生まれた少年です。
病気と事故で両親を亡くしてからは、双子の兄、有一郎と共に生きていました。
ある日、産屋敷あまねにより、兄弟は鬼殺隊への勧誘を受けます。
時透兄弟は、始まりの呼吸の戦士が生まれた剣術の名家、継国家の子孫だったのです。
有一郎はあまねの誘いを無下に断りますが、あまねは諦めることなく時透家に通い続けました。
有一郎は、あまねに水をかけるなど手ひどい仕打ちをして断り続けますが、無一郎は人のために戦いたいと思い続けていました。
ある夏の夜のこと、時透家に偶然鬼が訪れ、瞬く間に有一郎の腕を奪いました。
最愛の双子の兄を傷つけられた怒りにより、無一郎は剣技の才能を開花させ、鬼を惨殺しました。
兄の仇を取るため、鬼殺隊入隊を決めた無一郎は、何と刀を握ってたったの二か月で、霞柱の座に上りつめるという異例の大出世を遂げました。
【霞の呼吸の技一覧】
壱ノ型 垂天遠霞(すいてんとおがすみ)
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」14巻
霞の呼吸唯一の突き技です。
玉壺の水獄鉢という技により、水の中に閉じ込められた無一郎が、脱出を試みるために放ちました。
しかしその時無一郎の刀は刃こぼれが激しく、また水中で踏ん張りもきかなかったのか、水獄鉢を破ることはできませんでした。
弐ノ型 八重霞(やえかすみ)
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」19巻
敵の懐に飛び込み、幾重にも攻撃を与える技です。
玉壺の水獄鉢を破るために使用されました。
当初、頭が逆さまの状態で放つ技かと思われていましたが、黒死牟の戦いで再び登場し、地に足をつけて放つ技だということが判明しました。
ちなみに八重霞とは、春に見られる幾重にも立ち込めた霞のことです。
参ノ型 霞散の飛沫(かさんのしぶき)
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」14巻
立ち込めた霞を払うように、大きく刀を振るう技です。
刀鍛冶の里の戦いで、玉壺の生み出した毒をもつ念魚を薙ぎ払うために使用されました。
肆ノ型 移流斬り(いりゅうぎり)
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」12巻
スライディングするように低い姿勢で進み、相手を横薙ぎに払う技です。
刀鍛冶の里に侵入した半天狗に対し使用されました。
突如現れた半天狗に対し、不意を突かれた無一郎が一瞬の判断で使用したことから、恐らく霞の呼吸において、立ち上がりから斬りつけるまでの時間が一番短いのが、移流斬りなのではないでしょうか。
ちなみに、移流斬りと同音の「移流霧」とは、温かく湿った空気が、冷たい地面や海の上を移動する際に発生する霧のことです。
伍ノ型 霞雲の海(かうんのうみ)
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」14巻
低い姿勢で刀を振るいながら突進する技です。
技を喰らった玉壺は「素早いみじん切り」と称していました。
かなりの速度を誇る霞雲の海ですが、一見すると、ゆったりとした動きで霞の中を揺蕩っているような優雅さがあります。
陸ノ型 月の霞消(つきのかしょう)
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」14巻
玉壺の放った一万匹の念魚を全て葬り去りました。
技を喰らった玉壺は、その範囲の広さと素早さに驚いていました。
漆ノ型 朧(おぼろ)
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」14巻
無一郎が編み出したオリジナルの技です。
攻撃を喰らった敵は、霞に巻かれているように相手を捕らえることができなくなり、その隙に死角から攻撃して頸を落とします。
相手を惑わせて攻撃を回避するという点は、日の呼吸の幻日虹とよく似ています。
黒死牟も朧を「実に良き技。流麗で美しい」と評価していましたが、百戦錬磨の黒死牟には通じず、朧は破られ、無一郎は腕を切断されてしまいました。
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