【鬼滅の刃・入隊編】胡蝶しのぶ 鬼殺隊入隊の経緯についての紹介・考察(ネタバレ含む)
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【鬼殺隊入隊までの経緯】
胡蝶しのぶは、両親を鬼に殺された憎しみから、姉の胡蝶カナエと共に鬼殺隊に入隊しました。
本編では描かれていませんが、胡蝶姉妹を鬼から救ったのは悲鳴嶼行冥です。
その時の様子は、小説版鬼滅の刃「片羽の蝶」に記されています。
命を救われた後、胡蝶姉妹は隠しの手によって親戚の元へ連れていかれました。
しかしその半月後、胡蝶姉妹は悲鳴嶼行冥の元を訪れます。
姉妹は鬼狩りの教えを乞いましたが、悲鳴嶼は2人の願いを断ります。
ほとんどの女性入隊希望者は、最終選別試験で命を落としてしまうからです。
鬼殺隊には女性の隊員もいますが、それはごくごく少数でした。
上背のあるカナエならともかく、小柄で非力なしのぶに鬼の頸を斬ることは出来ないと、悲鳴嶼は踏んだのです。
しかし、姉妹はあきらめませんでした。
悲鳴嶼の家に居座り、帰ろうとしない姉妹に困った悲鳴嶼は、育手を紹介するための条件として、大岩を動かすように話します。
無理難題を課すことで、姉妹に鬼狩りになることを諦めさせようとしたのです。
しかし胡蝶姉妹は、てこの原理を使い、大岩を動かしてしまいます。
胡蝶姉妹の機転に、悲鳴嶼は育手を紹介せざるを得なくなりました。
胡蝶姉妹はそれぞれ、腕の立つ育手を紹介され、修行に励みます。
そして見事試験を突破し、鬼殺隊に入隊したのでした。
それにしても、非力で鬼の頸を斬ることができないしのぶが、最終選別をどのようにして生き延びたのでしょうか。
普段胡蝶しのぶが使っている、毒を注入できる刀は、刀鍛冶の里の長、鉄珍の特注品です。
そのためしのぶは最終選別当時、普通の刀を扱っていたはずです。
しかし、目的達成のためには綿密な計画を立てるしのぶのことですから、勝算なく試験に臨むことは絶対にないはずです。
生き延びるための秘策をもって、試験に臨んだことでしょう。
画像引用元:矢島綾「片羽の蝶」挿絵
【胡蝶しのぶが柱になった経緯】
胡蝶しのぶが何歳の時に柱になったのか、明確な描写はありません。
ただ、姉である胡蝶カナエが死ぬまで、しのぶは一般隊士だったことは確かです。
胡蝶カナエが死んだ当時、しのぶは14歳でした。
柱として初登場した時しのぶは、18歳です。
しのぶは、最長でも4年という短い歳月で、柱にのぼりつめたことがわかります。
ただ、鬼滅の刃で冨岡義勇がはじめて炭治郎と会った時から、那田蜘蛛山事件までの間に位置される番外編「冨岡義勇外伝」で、しのぶは柱として登場していますので、初登場時が柱なりたてということはないでしょう。
番外編での義勇との絡みを見た限り、もう少し早く柱に就任していそうです。
【胡蝶しのぶを駆り立てた想い】
胡蝶しのぶを鬼狩りへと駆り立てたのは、復讐心でした。
愛する両親を鬼に殺され、唯一残された姉までも失ったしのぶ。
姉の死後、カナエの生き写しのように、笑顔を絶やさずにいたしのぶでしたが、その心は強い怒りに支配され続けていました。
胸に封じ込めたしのぶの怒りは、匂いから感情を読み釣ることができる炭治郎にも見破られています。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」巻
【しのぶは何番目に柱になったか】
しのぶは9人の柱の中で、何番目に就任したのでしょうか。
少なくとも悲鳴嶼、宇髄、冨岡、不死川より後に柱になったことは確実です。
19巻に掲載されている、不死川実弥就任時の柱合会議に、しのぶの姿はありませんでした。
その時点でしのぶはまだ、一般隊士だったのでしょう。
伊黒、時透、煉獄、しのぶの就任順に関しては、情報が少ないので暫定的な話になってしまいますが、考察してみたいと思います。
炭治郎と義勇が始めた出会った1巻には、当時の柱と思わしき人物らが描かれています。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」1巻
左下に、伊黒としのぶによく似た人が確認できますが、煉獄の姿は見られません。
そのことから察するに、不死川の柱就任後、続いて柱になったのは、伊黒かしのぶのどちらかだと思われます。
伊黒としのぶの就任順ですが、おそらく、伊黒のほうが先に柱になっているのではないでしょうか。
刀鍛冶の里襲撃事件後の柱合会議で、しのぶが一番下座に座っていることから、そう推測しました。
しかしそれだと、しのぶより後に入隊している甘露寺と無一郎のほうが上座に座っていることになってしまいます。
ただ単に、しのぶが遠慮して下座に座っただけかもしれません。
【まとめ】
14歳という幼さで血の繋ながった家族をすべて亡くし、蝶屋敷の当主となった胡蝶しのぶ。
その重圧は、相当なものだったでしょう。
しかし悲しみを怒りに変えた彼女は、鬼殺の道を突き進み続けました。
また、胡蝶姉妹は意外にも、悲鳴嶼と縁が深かったことがわかりました。
作中の描写ではあまり関係性が見られませんでしたが、悲鳴嶼はずっと、胡蝶姉妹の未来を案じていたようです。
自分が鬼殺隊に招き入れたとあれば、それも当然の感情だと思います。
姉の死後、しのぶは誰に対しても自分の弱みを見せようとしませんでした。
それはしのぶが、ひとたび折れてしまえば、立ち上がることができなかったからでしょう。
その強さが彼女の魅力でもありますが、その細い型にのしかかっていた重圧を思うと、いたたまれない思いがします。
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