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【鬼滅の刃・入隊編】不死川実弥 鬼殺隊入隊の経緯についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・入隊編】不死川実弥 鬼殺隊入隊の経緯の経緯についての紹介・考察(ネタバレ含む)


【鬼殺隊入隊までの経緯】

不死川実弥は、7人兄弟の長男として生まれました。
優しい母と、日常的に暴力を振るう、荒くれ者の父。
父が暴れだすと、母はいつも小さな体で子供たちに覆いかぶさり、身を挺して守りました。
働き者の母が寝ているところを、兄弟たちは見たことがありませんでした。

ある日、父親は恨みを買って刺殺され、帰らぬ人となります。
長男である実弥は、次男の玄弥と共に、父親に変わって母を支え、兄弟たちを守り抜こうと決意します。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」13巻

助け合いながら暮らしていた実弥達。
しかしそんな兄弟たちを悲劇が襲います。

その日、いつものように出かけた母は、いつまでたっても帰って来ませんでした。
兄弟たちは不安から眠ることができず、身を寄せ合って母の帰りを待ちます。
いよいよ夜が明けようとするとき、家に黒い影が飛び込んできました。

はじめその影は、オオカミか野犬のように見えました。
黒い影は幼い兄弟たちの喉笛を切り裂くと、唸り声を上げて実弥を睨みつけます。
実弥はその影に掴みかかり、もんどりうって二階の窓から転落しました

幼い兄弟たちを守るため、手に持った鉈で必死に攻撃する実弥。
しかし夜が明け、明るみの元に照らし出された相手を見て、実弥は驚愕します。
獣だと思っていた黒い影は、鬼に変貌した実の母親だったのです。

駆けつけた次男の玄弥は、横たわる母親の遺体を見て、錯乱して叫びました。
「何で母ちゃん殺したんだよ!!」
「人殺し!人殺し―!!」

最愛の母を手にかけ、守ろうとした弟に罵倒された実弥は、呆然と立ちすくみました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」13巻

居場所を亡くした実弥は、治安の悪い場所を転々としながら、あてもなく彷徨いました。
実弥の人を威嚇するような話し方は、この時に身につけたものです。

鬼への復讐心を募らせた実弥は、毎晩ありったけの刃物で武装し、鬼狩りにでかけました。
日輪刀の存在も、頸の弱点も知らない実弥は、鬼を生け捕りにし、夜明けまで待って日光であぶり殺すという、大変危険な行為を繰り返します。
自分の血に、鬼を酩酊させる特別な力があるとわかると、わざと出血して戦うスタイルも定着していきました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」19巻

鬼殺隊員の粂野匡近と偶然出会い、育手を紹介してもらうまで、実弥の過酷な日々は続きます。

育手の訓練を経て最終選別試験を突破し、鬼殺隊に入隊すると、兄弟子の匡近は、少々おせっかいなほどに実弥の世話を焼きました。
戦闘の度に自らを傷つける実弥を案じ、無理やり蝶屋敷に連れて行ったり、実弥の好物であるおはぎを買ってきたり、色恋の話を持ち掛けたり…。
匡近が世話を焼くたび、実弥は野犬のように威嚇しましたが、匡近が臆することはありませんでした。
後にわかることですが、匡近は実弥に、亡くなった弟の姿を重ねていたようです。

はじめこそ鬱陶しがっていた実弥でしたが、全くぶれない匡近に対し、次第に態度を氷解させていきます。
いつしか実弥は匡近のことを名前で呼ぶようになり、階級が甲になるころには、自他ともに認める唯一無二の相棒となりました。

【不死川実弥が柱になった経緯】

柱になるための条件は、鬼を50体倒すか、十二鬼月を倒すこと。
実弥が果たしたのは、十二鬼月の討伐です。

兄弟子の匡近と共に、実弥は当時の下弦の壱「姑獲鳥」を倒しました。
小説版鬼滅の刃「風の道しるべ」では、姑獲鳥と実弥の戦闘が詳細に記されています。

姑獲鳥との戦いの後、匡近は命を落としてしまいます。

【不死川実弥を駆り立てた想い】

実弥を鬼殺隊に駆り立てたのは、最愛の母を手にかけてしまった悲しみと罪悪感、そして諸悪の根源である鬼舞辻無惨への憎しみです。
また、自分が鬼舞辻無惨の討伐を果たし、平和な世の中を取り戻すことが、間接的に弟である玄弥の幸せにもつながると信じていました。

【不死川は何番目に柱になったか】

実弥が柱になったのは、9人の中で4番目です。

鬼滅の刃19巻にて、実弥が柱になって初めて柱合会議に参加する回想が描かれているのですが、その時すでに、悲鳴嶼、宇髄、冨岡は柱入りしていました。

実弥は一体何歳の時に柱になったのでしょうか。
正確な年齢はわかりませんが、少なくとも17歳の時にはすでに柱になっていたようです。
19巻の柱合会議のシーンで実弥は、生きている胡蝶カナエと対面しているからです

実弥とカナエは同じ歳です。
そしてカナエは、17歳の時に童磨に殺されています。

【まとめ】

自身が傷を負うことも顧みず、狂犬のように鬼を刈り続けた不死川実弥。
匡近との出会いがなければ、おそらくその身を破滅させるまで、突き進んでいたでしょう。
もしかしたら実弥は、自分はいつ死んでもいいと思っていたのかもしれません。

「俺はお前に自分の人生を諦めてほしくないんだよ」
「辛い思いをたくさんした兄ちゃんは幸せになってほしい」
これらは、実弥の大切だった人たちが残した言葉です。
人生の目標だった無惨討伐を果たした今、実弥は一体何を思うのでしょうか。