【鬼滅の刃・入隊編】冨岡義勇 鬼殺隊入隊の経緯についての紹介・考察(ネタバレ含む)
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【鬼殺隊入隊までの経緯】
義勇が鬼殺隊に入隊したのは、13歳の時です。
義勇の両親は、幼いときに病で亡くなっており、姉の蔦子と共に遺産で生活していました。
姉の蔦子が祝言をあげる前の日のこと、突如義勇の家に鬼が現れます。
幼い弟を助けようと、蔦子は義勇を隠し、自ら囮になって鬼に喰われることで義勇を守り抜きました。
生き残った義勇は、大人たちに「姉が鬼に殺された」と話しますが、荒唐無稽なその話を信じる者はなく、気がふれたと勘違いされ、親戚の医者の元に連れて行かれそうになります。
誰も自分の話を信じてくれないことに絶望した義勇は、医者の元に向かう際中、逃げ出しました。
山の中で死にかけていた義勇を見つけたのは、鱗滝の知り合いである猟師でした。
猟師により鱗滝と引き合わされた義勇は、鬼殺隊の存在を知ります。
姉の仇を討つため、義勇は鱗滝の元で修行を受ける決意をします。
鱗滝の元には、義勇のほかにも鬼殺隊入隊を目指し、修行に励む子供たちがいました。
同じ歳で天樂孤独の身であった錆兎という少年と打ち解けた義勇は、切磋琢磨しあいながら修行に励みます。
姉の蔦子の死により、ふさぎ込んでいた義勇。
錆兎らと過ごす毎日の中で、義勇に少しずつ笑顔が戻っていきました。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻
修行を終え、臨んだ最終選別試験。
開始直後、鬼に攻撃された義勇は、錆兎に救い出されます。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻
怪我により意識を失った義勇が目を覚ました時、すでに選別試験は終わっていました。
錆兎が山中の鬼を斬り殺したことで、義勇は難を逃れたのでした。
そして義勇は、錆兎が試験で命を落としたことを知ります。
義勇は最終選別試験にて、大切な人失う痛みを再び味わうことになってしまいました。
姉の蔦子と、親友だった錆兎。
自分を守るために死んだ2人の存在は、義勇の心に暗い影を落としました。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻
鬼滅の刃15巻には、義勇が食べ物も拒否してむせび泣く姿が描かれています。
心が崩壊する直前まで追い込まれた義勇は、辛い記憶を無意識下に封じ込めることで、なんとか再び立ち上がります。
【冨岡義勇が柱になった経緯】
鬼殺隊として歩み始めた義勇。
では、義勇が柱になったのはいつのことだったのでしょうか。
19巻の回想では、胡蝶カナエと共に義勇が柱合会議に参加する姿が描かれています。
カナエと義勇は同じ歳です。
カナエは享年17歳のため、義勇は17歳の時はすでに柱だったことが分かります。
柱になるための条件は、50体の鬼を倒すか、十二鬼月を1人倒すこと。
義勇がどちらの条件をクリアしたのかは明らかにされていませんが、どちらにせよ、選別試験で鬼を一体も倒せなかった義勇が、柱に上り詰めるには、死に物狂いの訓練を必要としたことでしょう。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻
辛い感情を封じ込め、ただひたすらに鬼を斬り続ける。
いくつもの死線を乗り越えていくうちに、義勇の瞳からは少年のころにあった輝きが失われていきました。
実際、選別試験前には描かれていた義勇の瞳の中のハイライトは、柱として登場した19歳時点では描かれなくなり、感情を押し殺した瞳になっています。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」1巻
【義勇を駆り立てた想い】
柱になることは、並大抵の努力では成し遂げられません。
義勇を駆り立てたのは、すべての悲しみの産みの親である、鬼舞辻無惨への復讐心と、守り庇われるだけだった自分から脱却したいという想いでした。
しかし、守りたいものを守れず、自分のせいで大切な人が死んでしまう経験を2回も味わった義勇は、柱として力をつけ、たくさんの鬼たちを葬り去ってなお「自分は柱になる資格なんてない」「錆兎ならきっと自分より強い柱になることができた」「錆兎の代わりに自分が死ねばよかった」という想いをぬぐい切ることができなかったようです。
【義勇は何番目に柱になったか】
9人の柱の中で、義勇は何番目に柱になったのでしょうか。
仲間たちと打ち解けていない様子から、新参者に見られがちな義勇ですが、意外にも古株です。
義勇は、悲鳴嶼に続いて二番目に柱になったか、悲鳴嶼、宇髄に続いて三番目に柱になったか、そのどちらかであると思われます。
年齢から考えれば、悲鳴嶼、宇髄、義勇の順でしょう。
しかし、宇髄が作中、自らを才能がないと吐露するシーンがあること、伊黒がやけに宇髄を小物扱いしていることから、義勇が先に柱になっていた可能性も捨てきれません。
【まとめ】
親しい人を2人も鬼に殺され、復讐のために鬼殺の道を歩んだ冨岡義勇。
人との関りを避けているのは、澄んだ水面のような平常心を保ち続けるために、義勇が無意識に身に着けた処世術なのかもしれません。
恐らく錆兎との別れの後にも、義勇はたくさんの隊士の死に直面したはずです。
誰かに心を開けば、失ったときにまた心が崩れてしまう。
義勇が頑なに柱の面々となれ合おうとしなかったのには、そんな思いも込められていたのかもしれません。
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