雑学

 関西弁の種類~日本一汚い播州弁編~

  関西弁の種類~日本一汚い播州弁編~

関西弁は全国でもなじみのある方言ですよね。
ですが関西弁には数多くの種類があるのをご存じでしょうか。
まず関西弁を大きく分けると、京都弁・大阪弁・泉州弁・神戸弁・播州弁となります。
今回ご紹介する播州弁は関西の中でもかなりクセが強く、日本一汚い方言なんて言われることもしょっちゅうです。
そんな播州弁について詳しくご紹介していきたいと思います。

播州弁が汚いと言われる理由
播州弁は兵庫県の姫路市で使われている言葉です。
播州弁が汚いと言われる理由ですが、播州弁はとても短いうえに濁点がかなり多いです。
そのため、普通に話しているのに威圧的に聞こえたり、荒々しく聞こえてしまうことがあります。
さっそく見ていきましょう。

■なんどいや

「何?」という意味や、関西弁では「なんやねん」という意味でも使われるのが「なんどいや」です。
たとえば、「ねぇちょっといい?」と話しかけると「なんどい(や)」と返ってくるわけですね。
この時点でもう話しかけるのがトラウマになりそうですね。

■われ

相手を指す言葉です。
たとえば、「あなた何してるの?」これを播州弁にすると「われ何しよんどい」となるわけです。
たとえ健全なことをしていたとしても、何か重大なことを犯してしまった気分になるのが特徴のひとつかもしれません。

■べっちょない

大丈夫という意味です。
「別状ない」が変化していって「べっちょない」となりました。
関西の人でも姫路以外の方はほとんど通じないと思います。

■あっかいや

ダメだと言う意味です。
関西弁の「あかん」が変化したのですが、なかなかクセが強いですよね。
「そんなことダメだよ」というのを播州弁にすると「そんなもんあっかいや」となるのですが、もはや「そんなもん」すら発音しないことが多いです。

「そんなもん」は「(そ)んなもん」と略すことが多く、はっきりと発音しないあたりがさらに怖さを引き立たせるのかもしれませんね。

■いぬ

もちろん動物ではありません。
「いぬ」というのは「帰る」という意味になります。
「そろそろいぬわ」は「そろそろ帰るわ」となりますよね。
でも、「はよいねや」と言われるとどうでしょうか。
「はやく帰れ」という意味ですが、もう恐怖でその場から動けなくなること間違いなしでしょう。

■しゃしゃりでる

でしゃばると言う意味です。
若い人は「でしゃばるな」という意味で「しゃしゃんな」と言ったりします。
また、でしゃばりな人を「しゃしゃり」とも言いますよ。

■ぬかす

追い越すと言う意味ではありません。
標準語では「言う」となります。
たとえば、「余計なこと言わないで」を播州弁にすると「いらんことぬかすな」となります。
「何を言ってるの」は「何ぬかしよんねん」となり、脅迫されているかのように感じますが決してそうではありません。
ツッコミで笑いながら言われることもあるのですが、関東の方からするとその笑顔すら恐怖かもしれませんね。

■ごうわく

これは播州弁ならではの言葉です。
「腹が立つ」という意味なのですが、関西でもかなり怖い印象を与えます。
何となく知っている人が聞くと「かなり口が悪いな」と思われる言葉です。

■つぶす

これは両替をすると言う意味です。
関東の方がこれを聞くと身震いするかもしれません。
「つぶそか」は「両替しようか」と言う意味なので安心してください。

■だぼ

これはかなり汚い言葉です。
馬鹿というような意味ですが、関西でも馬鹿は使うので、馬鹿よりも汚い言葉として使われています。
そのためなかなか使わないです。
「あほ」は関西では親しみのある愛がある言葉ですが、「だぼ」に関しては何の愛情もありません。
そのため「だぼが」と言われたら、もう嫌われていると思ってください(笑)

〇~け

播州弁では語尾に「け」をつけるのも特徴です。
「そうなんだ」は「ほんまけ」となり「元気にしてる?」は「元気しとんけ」となります。こんな連絡が来たら何かされるのではないかと感じてしまいますが、姫路の人からすると温かい言葉にも感じられるのです。
語尾に「け」をつけるとそれだけでかなりクセが強く、言葉が汚く感じてしまいますね。

〇~ど

関西弁では語尾が「で」で終わることが多いですよね。
たとえば「そうやで」は聞いたことがあるのではないでしょうか。
これを播州弁にすると「そやど」ですね。
「どうしたの?」は「どないど」となり、「何してるの?」は「何しよんど」となります。「われ何しよんどいや」なんて言われた日にはもう、警察の存在が頭に浮かぶかもしれません。
さすがに若い方はあまり使いませんが、播州弁を使っている年代の方からすれば普通の日常会話なんです。

〇~かいや

これもなかなか怖い印象を与えますよね。
たとえば「そんなとこ行かないよ」は「んなとこ行くかいや」となり「ちゃんとしてよ」は「ちゃんとやらんかいや」となります。
荒々しい感じがしますが、いたって普通です。

まとめ


関西の中でも最もアクが強いと言われる播州弁ですが、いかがでしたか?
普通に話していても絡まれているかのような印象を持ちますが、地元では聞きなれているので怖くはありません。
ただ、本当に怒っているときに播州弁で言われると地元の人でもさすがに怖いです。
その時の表情によって大きく変わるのが播州弁のおもしろさかもしれませんね。