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【鬼滅の刃・カップル編】「炭治郎」と「カナヲ」についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・カップル編】「炭治郎」と「カナヲ」についての紹介・考察(ネタバレ含む)


炭治郎とカナヲ

鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎。
彼は最終話にて、栗花落カナヲと結ばれたことが判明しました。

同じ選別試験を潜り抜けた同期である炭治郎とカナヲ。
2人が結ばれるまでに、一体どんな物語があったのでしょうか。

【竈門炭治郎のプロフィール】


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎。
真面目で誠実な性格をしており、常に努力を怠らない。
心根が優しく、敵である鬼に対しても情の深い態度を見せるが、筋が通っていないことに対しては強固な態度を貫く強さも併せ持つ。

【栗花落カナヲのプロフィール】


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

炭治郎と時を同じくして鬼殺隊選別試験に合格した少女。
両親からひどい虐待を受けて育ったため、感情を上手に表出することが出来ない。
全ての物事を「どうでもいい」と思っており、何かを選択しなければならない場面では、コイントスをして行動を決めている。

【出会い】

炭治郎がカナヲとはじめて出会ったのは、鬼殺隊選抜試験を突破した直後のことです。

7日間にも及ぶ試験を終え、同期たちは皆、泥だらけで疲労困憊でした。
しかしカナヲは、傷一つなく綺麗な出で立ちのまま、涼しい顔をして立っていました。

カナヲは他の合格者に全く興味がないようで、目を合わせる事すらしません。
炭治郎とカナヲは、会話をすることもなく試験会場を後にします。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」2巻

【物語中の接点】

他者に対して非常に淡泊なカナヲ。
しかし意外にも、初めに恋に落ちたのは、カナヲの方でした。

炭治郎らが那田蜘蛛山での任務を終えた後のこと。
満身創痍の炭治郎は、蝶屋敷での療養を経て、機能回復訓練に励みます。
炭治郎らの機能回復訓練を担当したのは、カナヲとアオイでした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

初登場からここまでの間に、炭治郎とカナヲは一度も言葉を交わしていません。
将来伴侶となるのが信じがたいほどですが、炭治郎が蝶屋敷を離れる日、ようやく2人の関係性に変化が生じます。

無事に訓練を突破した炭治郎は、お礼を言うべくカナヲに会いに行きました。
しかしカナヲはニコニコと笑うばかりで、炭治郎の問いかけに全く応えようとしません。
カナヲの態度に困惑する炭治郎を見て、カナヲはおもむろにコインを投げました。
そして裏面が出たのを確認すると、炭治郎に辛らつな言葉を投げかけます。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

「さようなら」と言われてしまえば、ほとんどの人は引いてしまいそうなものですが、炭治郎は違いました。
やっと口をきいてくれたと喜んだ炭治郎は、畳みかけるように質問をします。

カナヲがすべての決断にコインを用いていることを聞き出した炭治郎は、「きっとカナヲは心の声が小さいんだろうな」と考え込みました。
そしておもむろにカナヲのコインを借り、高く放り投げます。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

「表、表にしよう!表が出たら、カナヲは心のままに生きる!」

空高く舞ったコインは、炭治郎の手のひらの上で無事、表面を出して着地します。
炭治郎はカナヲの両手を握り、カナヲを激励しました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

一人残されたカナヲは、自分の感情に戸惑いながらコインをぎゅっと抱きしめます。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

この出来事以降、カナヲの心の中を炭治郎の存在が大きく占めるようになります。

コミックス7巻に収められている番外編では、何事も一人で決められないカナヲを案じるしのぶに対し、胡蝶カナエが「いつか好きな男の子でもできたらカナヲだって変わるわよ」と返していました。
そのコマには、大きく炭治郎の絵が描かれています。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

カナエの予想通り、炭治郎への恋心をきっかけとして、カナヲの心は急成長を遂げます。
今まで何事も一人では決められなかったカナヲが、少しずつ「自分はどうしたいか」を自分の頭で考えながら、行動できるようになっていきました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」8巻

自分の意志で宇髄を止めようとするカナヲ
忙しい2人が対話できるのは、任務の合間に蝶屋敷で療養をする短い時間のみでした。
しかし炭治郎と接するうちに、カナヲはどんどん変わっていきます。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」12巻

冷や汗を流しながらも意見を言うカナヲ

そして、いよいよ鬼殺隊と鬼たちの最終戦が幕を開けました。
熾烈極まる戦いの末、ようやく無惨を打ち滅ぼした炭治郎達。
しかし生き汚い無惨は、その身を亡くしてなお、もがき続けます。
死の直前に炭治郎を捕らえた無惨は、持てる力のすべてを炭治郎に注ぎ込み、「鬼の王」にしようと企てます。

鬼となった炭治郎は、仲間である鬼殺隊員達に牙をむきました。
即座に日光を克服した炭治郎を止められる者は、もはやいないかと思われたその時、満身創痍のカナヲが足を引きずって炭治郎に近づきます。
カナヲは自分の視力と引き換えに、「終ノ型 彼岸朱眼」を放ち、炭治郎の背中に人間化薬を打ち込みました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」202話

【カップルになった経緯】

最終話にて炭治郎とカナヲの子孫が登場し、2人が結ばれていたことが判明しました。
しかし炭治郎とカナヲがどのような過程を経て結ばれたのかは、本編で明らかになっていません。

カナヲが炭治郎に淡い恋心を抱いていたのは、作中の描写でも明らかでしたが、炭治郎のカナヲへの想いは描かれていませんでした。

炭治郎は硬派な青年です。
それを象徴する出来事として、刀鍛冶の里での一件が挙げられます。
風呂上がりの甘露寺蜜璃に耳打ちされた炭治郎は、のちに鼻血を吹き出すほどドキドキしていたにも関わらず、甘露寺が立ち去るまでその素振りを見せませんでした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」12巻

カナヲに恋心を感じていたとしても、それを表立って見せなかったのかもしれません。

全ての戦いが終わった後、蝶屋敷にて炭治郎とカナヲが対話するシーンがあります。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」204話

炭治郎が「自分のせいでカナヲの視力が低下した」と悔やむことのないように、カナヲは明るく振舞います。
「傷も全然痛くないよ」と笑うカナヲですが、それを聞く炭治郎はうつむき、心底申し訳なさそうな表情を浮かべます。
匂いで他者の心情を察する炭治郎は、カナヲの優しい嘘を見抜いたのかもしれません。

カナヲの優しさに触れた炭治郎は、生涯をカナヲと共にする決断をしました。
かねてからの想いが実ったカナヲ。
過去が凄惨であった分、炭治郎と共に幸せな日々を送ってもらいたいものです。