【鬼滅の刃・キャラ紹介】「上弦の伍 玉壺」についての紹介・考察(ネタバレ含む)
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【上弦の伍 玉壺】
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」12巻
【鬼の初登場時の話や、物語中での動き、鬼の性格】
上弦の伍、玉壺。
十二鬼月の中で、群を抜いて化け物じみた姿をした鬼です。
その性格は、陰湿でナルシスト。
自信家で、無惨以外のすべての者を常に下に見ています。
実に悪役らしい悪役です。
玉壺が初登場したのは、12巻98話です。
上弦の陸、堕姫と妓夫太郎が殺されたため、無惨は113年ぶりに上弦の鬼を集結させました。
そこに現れた鬼の一人が玉壺でした。
上弦の鬼に欠員が出たのだと悟った玉壺は、猗窩座に対し、「私はもしや貴方がやられたのかと心が躍った…ゴホンゴホン、心配で胸が苦しゅうございました」と、嫌味を言い放ちました。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」12巻
2つも階級が下にも関わらず、玉壺は猗窩座に対して舐めた態度をとります。
対して上弦の弐、童磨には、苦手意識を持っているのか、少し引いた態度をとっていました。
玉壺は、陶芸をたしなむ芸術家です。
玉壺が作った壺は高く売れるため、無惨も重宝しています。
時に玉壺は自作の壺を使い、芸術作品を作ります。
しかしその作品とは、命を弄ぶ下劣なものです。
作中で玉壺は、「鍛治の断末魔」という作品を披露しています。
それは、半殺しにした刀鍛冶たちをバラバラにし、つなぎ合わせた悪趣味極まるものでした。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」12巻
水獄鉢(すいごくばち)
千本針魚殺(せんぼんばりぎょさつ)
蛸壷地獄(たこつぼじごく)
一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ)
陣殺魚鱗(じんさつぎょりん)
神の手(かみのて)
玉壺は、自分より弱い者をいたぶることが大好きです。
玉壺の扱う血鬼術にも、その趣味嗜好が顕著に表れています。
作中玉壺と相対した無一郎は、「水獄鉢」と呼ばれる、水で作られた鉢の中に閉じ込められました。
脱出しようと試みる無一郎に対し、玉壺は「もがき苦しんで歪む顔を想像するとたまらない」と発言します。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」13巻
他にも、毒を放ったり、生きたまま相手を喰らいつくす魚を放ったりと、苦痛を与えながらじわじわと嬲り殺すのを目的にした技が多い印象です。
【人間の頃の話】
玉壺が人間だった頃の話は、作中で語られていません。
しかし、公式ファンブックにて、玉壺が漁村の生まれであること、幼い頃から魚介類をつなぎ合わせて妙な作品を作っていたことが明かされました。
漁村の中で玉壺は、鼻つまみ者として嫌われていたようです。
玉壺の使う血鬼術に、魚介類をモチーフにしたものが多いのは、漁村の記憶が関係しているのでしょう。
それにしても、人間の頃の姿を保っている者が多い十二鬼月の中で、玉壺だけ化け物のような姿をしているのは何故なのでしょうか。
真相は語られていませんが、時透無一郎との戦いの中で、変体した玉壺は、自らの姿を「この完全なる美しき姿」と表現していました。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」14巻
玉壺の美的感覚において、あの姿は化け物などではなく、美しい理想の形なのかもしれません。
【最終的にどうなったか】
無惨の命令を受け、半天狗と共に刀鍛冶の里に忍び込んだ玉壺。
玉壺の狙いは、鬼殺隊で用いる武器のメンテナンスを担当する、刀鍛冶の里をつぶすことにありました。
武器を調達できなくなれば、鬼殺隊はおのずと弱体化し、産屋敷輝哉を隠しきれなくなる。玉壺はそう踏んだのです。
狙いはよかった玉壺ですが、任務遂行中に無駄な行動がありすぎました。
刀鍛冶の里に到着した玉壺がまず初めに行ったことは、刀鍛冶を虐殺して悪趣味な作品を作り上げることでした。
その後玉壺は、血鬼術にて生み出した、巨大な鯉の化け物を里に放ちます。
玉壺は、偵察に適した能力を持つ鬼です。
自らが作った壺を使って、壺から壺へとテレポートのように移動することができるからです。
その能力を使ってあらかじめ里長の居場所を突き止め、暗殺してしまえば、もう任務は成功したようなものでした。
里長の鉄珍は一番の技能を持つ刀鍛冶であり、鉄珍の打つ特殊な刀無くしては、恋柱の甘露寺蜜璃も、蟲柱の胡蝶しのぶも、まともに戦うことが出来ません。
しかし玉壺は、行き当たりばったりの行動をとりました。
謎のあばら屋の中をのぞくことに懸命になったり、中で刀を研いでいた鋼鐵塚に執着したりと、無駄な行動をとり、結果的に柱の到着を許してしまいました。
戦闘中、色々と能書きは垂れていたものの、あまり活躍することなく、霞柱の時透無一郎にあっさりと頸を斬られてしまった玉壺。
終始自信満々の振る舞いをしていましたが、小物感がぬぐい切れない、残念な結末となりました。
十二鬼月の中で玉壺は唯一、一対一の戦いで殺されています。
しかも、相手は柱で最年少の時透無一郎。
もう少し玉壺に思案する力があったら、戦いの行方は変わっていたかもしれません。
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