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【鬼滅の刃・キャラ紹介】「下弦の壱 魘夢」についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・キャラ紹介】「下弦の壱 魘夢」についての紹介・考察(ネタバレ含む)


【下弦の壱 魘夢】


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

【鬼の初登場時の話や、物語中での動き、鬼の性格】

下弦の鬼の中で、最も上限に近い位置にいる鬼、魘夢。
十二鬼月の中で唯一、洋服を着ており、異様な雰囲気を漂わせています。
魘夢の片目は、羊に似て瞳孔が横長です。
夢を操る魘夢と、眠れないときに数える羊。関連性を感じます。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

魘夢の初登場は、6巻51話です。
下弦の伍である累が鬼殺隊にやられ、突如下弦の鬼たちが無限城に招集されます。
見慣れぬ場所に集められ、鬼たちが戸惑う中、唯一のんびりと構えていたのが魘夢でした。

お気に入りだった累がやられ、苛立った無惨は、難癖をつけて次々下弦の鬼たちを殺してきます。
理不尽な虐殺が繰り広げられる中、鬼たちは半狂乱になり、命乞いをしたり、逃げたりと抵抗しました。
しかし魘夢だけは、奇妙に冷静さを保ち、食い殺されていく仲間たちを見つめていました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

最後の一人となった魘夢に対し、無惨は問いかけます。
「最期に言い残すことは?」
魘夢は頬を染めながら答えました。
「私は夢見心地でございます。貴方様直々に手を下して頂けること」


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

鬼の思考を読める無惨は、それが魘夢の本心であると知り、魘夢を生き延びさせる決断をします。
魘夢は無惨に血を与えられ、炭治郎と鬼殺隊柱の討伐を命じられました。

魘夢は大変用心深い性格をしており、目的を達成するためならば、地道な努力を惜しみません。
よく練られた作戦により、魘夢と遭遇した炎柱、煉獄杏寿郎と炭治郎らは、まんまと魘夢の手の上で踊らされることになります。

【鬼の使う血鬼術】

強制昏倒催眠の囁き(きょうせいこんとうさいみんのささやき)
強制昏倒睡眠・眼(きょうせいこんとうすいみん・まなこ)


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

魘夢は血鬼術により、相手に望む夢を見せることができます。
二度と目覚めたくないと思わせるほどの幸せな夢を見せたり、立ち直れなくなるほどの不幸な夢を見せたりと、夢の内容は自由自在です。

魘夢が見せる夢から目覚めるためには、二つの条件をクリアする必要があります。
一つは、自分が夢を見ていることを自覚すること。
もう一つは、夢の中で自害することです。
夢の中とはいえ、現実と区別がつかないほどのリアルなため、その中で自害することは、相当な胆力を必要とします。

また魘夢は、目が合ったものを強制的に眠らせる“眼”をたくさん出現させる技も使います。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

【人間の頃の話】

魘夢の人間の頃の話は、作中では語られていません。
しかし、人の苦しむ姿を見ることが何より好きとの発言から察するに、愛情あふれる家庭環境で育ったとは考えにくいでしょう。

サディストは幼少期、虐待やネグレクト、度を越した過干渉をされて育った者に多いとされます。
魘夢が童磨のような生来のサイコパスでないならば、子供時代、暗い過去を背負っていたと考えて間違いないでしょう。

ちなみに、鬼滅の刃の公式スピンオフである「中高一貫キメツ学園」に登場する魘夢は、「電車への愛が行き過ぎた鉄オタ」「電車の中で突如お尻を出す、前科六犯の変質者」として描かれています。

原作軸の魘夢も、人間だったころに変態行為をしていた可能性も否めません。

【最終的にどうなったか】

魘夢はリスクを回避するため、人間たちを使って柱を倒す方法を思いつきます。
魘夢は、現世に不満がある人間たちを集め、良い夢を見せてやる代わりに、鬼殺隊員の夢の中に侵入し、「精神の核」を破壊してくるように伝えました。
精神の核を破壊されると、人間はどんなに強い者であっても、廃人となってしまうのです。

その間に魘夢は列車と同化し、巨大な鬼となって200人余りの乗客をすべて喰らおうとしました。

しかし、魘夢の作戦はうまくいきませんでした。
炭治郎が、異例の速さで夢を自覚し、頸を斬って意識を取り戻したのです。
禰豆子の活躍により、善逸、伊之助、煉獄らも目を覚ましました。
煉獄の的確な采配と、伊之助、炭治郎の並外れた探知能力により、魘夢の頸は即座に見つけ出され、頸を斬られてしまいました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」8巻

今回の任務で、炭治郎らが煉獄杏寿郎のいる無限列車に乗り込んだのは、全く偶然の事でした。(※アニメ版の炭治郎らは、鎹鴉の指令を受けて列車に乗っています)

魘夢と対峙したのが、煉獄杏寿郎一人であったなら、おそらく勝つことは出来なかったでしょう。
探知探索に優れた伊之助、血鬼術を無効化する能力を持った禰豆子、素早い善逸、的確な采配を下した煉獄、そして並外れた胆力をもつ炭治郎。
1人でも欠けていたら、魘夢を倒すことは叶わなかったと思われます。

魘夢は、無惨からもらった力を出し切ることなく死を迎えました。
魘夢が血鬼術を使いこなす前に退治できたのは、鬼殺隊にとって幸運であったと言えます。