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【鬼滅の刃・キャラ紹介】「不死川実弥」についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・キャラ紹介】「不死川実弥」についての紹介・考察(ネタバレ含む)


【不死川実弥の概要】


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」17巻表紙

誕生日 11月29日:射手座
年齢 21歳
身長 179㎝
体重 75㎏

鬼殺隊、風柱を務める男、不死川実弥。
鋭い眼光、常に周囲を威嚇するような話し方。
その態度は、人を寄せ付けがたく、実弥は柱の中で一番、隊士に恐れられる存在です。

柱の中でも指折りの実力を持つ実弥。
その強さは、桁違いに多い戦闘経験により身に付けたものです。

「稀血」と呼ばれる特殊体質を持っており、実弥の血の匂いを嗅いだ鬼は、酩酊してしまいます。
不死川玄弥とは兄弟の仲ですが、実弥は頑として「俺に弟はいねえ」と言い続けています。

【不死川玄弥の詳細な紹介・好きなシーン等】

傷だらけの体に、血走った目。
強面な外見と迫力で、近寄りがたい雰囲気を持つ実弥ですが、女子供や動物に対しては優しい一面ものぞかせます。

以前、女の隊員にセクハラを働いた、前田という鬼殺隊員は、不死川に一喝され、恐怖のあまり漏らしてしまいました。

一見、柄が悪く、話が通じなそうな実弥。
しかし鬼殺隊においては、少々怒りの沸点が低い傾向は見られるものの、他の柱たちとしっかりコミニュケーションを取り、互いに情報交換をしあって上手く連携していました。
そのため、柱の中で、和を乱す言動を取りがちな冨岡義勇を毛嫌いしています。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻

外見とは裏腹に、甘いものが好きなようで、柱稽古の際には、隊士達に隠れて抹茶とおはぎを食べていたことが炭治郎の嗅覚によって暴かれています。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」16巻

柱の中でも、鬼への憎しみや、嫌悪感が人一倍に強い実弥は、鬼である禰豆子を連れている炭治郎を受け入れることが出来ず、何かと衝突しています。

はじめて炭治郎と禰豆子に会った際には、鬼を連れていた炭治郎の処遇について、お館様の指示を仰ごうと提案する甘露寺の話を聞くことなく、問答無用で禰豆子を斬りつけました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

怒った炭治郎は、拘束されたまま実弥に飛び掛かり、一時騒然とします。
しかしお館様が登場すると、実弥は一転冷静になり、うやうやしくお館様に挨拶を述べました。
その姿を見た炭治郎は「知性も理性も全くなさそうだったのにすごいきちんと喋りだしたぞ」と驚いていました。

並々ならぬ鬼への憎しみは、実弥の辛い過去に起因しています。
子供の頃、実弥は、女手一つで7人兄弟を育てる、優しく働き者の母と、貧しいながらも幸せな生活を送っていました。

しかし、ささやかな幸せは、ある日突然崩れ去ります。
母の帰りを待つ実弥達の元に、突如何者かが押し入り、兄弟たちを切り裂きました。
実弥は弟妹を守るため、必死にそれを押さえつけ、家の外に追いやります。
必死でとどめを刺した実弥は、月明かりに照らされたその遺体を見て、驚愕します。
それは、鬼へと変貌した自身の母親でした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」13巻表紙

ただ一人生き残った弟、玄弥は突然の事態に動転し、母を殺した実弥を責めたてました。
命を懸けて守った弟に「人殺し!」と罵倒された実弥は、一人生家を離れます。

玄弥と別れてから実弥は、憎しみを胸に、夜な夜な鬼を探しては退治する、自暴自棄な生活を送りました。
日輪刀を持たない実弥が鬼を殺すには、鬼を捕らえて縛り、日の光に当てるしかありませんでした。
荒んだ生活の中で実弥は、自分が血を流す度、その匂いを嗅いだ鬼が酩酊し、動けなくなることに気づきます。
実弥は、「稀血」と呼ばれる得意体質だったのです。

鬼殺隊の粂野匡近に見つけ出され、育手を紹介してもらうまで、実弥は一人、孤独に鬼を狩り続けました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」19巻

不死川実弥を語る上で外すことが出来ないのが、弟の不死川玄弥の存在です。
実弥と玄弥は実の兄弟ですが、実弥は、「俺に弟はいない」と主張しています。
当初それは、玄弥に「人殺し」と呼ばれたことを恨み、関わり合いになりたくないからだと思われていました。

しかし、その真意は全く違うものでした。
実弥は、玄弥に鬼殺という危険な道を歩んでほしくない故に、わざと突き放し、冷たく接していたのです。

心根は優しくも、その不器用さから誤解されがちな不死川実弥。
結果としてその態度は、玄弥をたきつけ、実弥が一番望まなかった展開を呼び寄せることになってしまいました。

【不死川実弥の過去や未来を想像】

不死川実弥の父親は、どうしようもない男でした。
酒を飲んでは幼い子供たちを殴っていた実弥の父親は、終いに人から恨まれ、刺されて死んでしまいます。
7人兄弟の長男である不死川実弥は、幼くして家長となり、父親のいない弟妹たちに不自由をさせまいと、日々奮闘していました。

そんな実弥が、唯一残る家族に「人殺し」と呼ばれたときの気持ちは、察するに余りあります。
しかし、実弥は玄弥を恨むことはしませんでした。
きっと、「無理もない」という諦めの気持ちが強かったのでしょう。
自分の手は、母の血で汚れてしまったが、せめて生き残った玄弥には幸せに暮らしてほしい、そのために、人殺しの自分は傍にいないほうが良い、という想いもあったのかもしれません。

玄弥は、作中で実弥のことを「俺のお兄ちゃんは世界一優しい人」と表現していましたが、まさにその通りだったと言えます。

無惨との最終戦で生き残った実弥は、鬼であった頃、傷つけた禰豆子と和解し、「元気でなァ」と声をかけます。
その後の消息は描かれていませんが、実弥にも痣が出現していますので、25歳で死を迎えると思われます。

無惨との戦闘中、満身創痍で、生と死の狭間に落ちた実弥は、死んだ母と邂逅します。
そして、子殺しの罪で地獄に落ちた母のために、「俺がおふくろを背負って地獄を歩く」と約束します。
結局は、死んだ父親に邪魔され、生の世界へ戻された実弥でしたが、近く寿命を迎えた時、今度は一体どこへ向かうつもりなのでしょう。

【まとめ】

強く、恐ろしい鬼殺隊風柱、不死川実弥。
不器用な彼ですが、その心には、家族に対する深い愛情がありました。

余談になりますが、鬼殺隊解散前、あれほど嫌っていた冨岡義勇とは、隊の解散後、和解に至ったようです。
鬼をせん滅するという目標を果たし、糸のように張りつめていた実弥の心に、ようやくゆとりが生まれたようです。

彼の残された4年間が、幸せであったことを願わずにはいられません。