【鬼滅の刃・キャラ紹介】「悲鳴嶼行冥」についての紹介・考察(ネタバレ含む)
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【悲鳴嶼行冥の概要】
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻表紙
誕生日 | 8月23日:乙女座 |
---|---|
年齢 | 27歳 |
身長 | 220㎝ |
体重 | 130㎏ |
熊のような屈強な体を持つ、岩柱の悲鳴嶼行冥。
最年長、かつ最強の柱です。
入れ替わりが激しい鬼殺隊の中で、悲鳴嶼は、9年もの間鬼殺隊で戦い続けています。
上弦の壱、黒死牟に「これほどの剣士を拝むのは300年ぶり」と言わしめた悲鳴嶼行冥。その強さは柱の中でも抜きん出ており、鬼殺隊の皆から頼りにされています。
悲鳴嶼は盲目ですが、周囲の人間にそれを全く悟らせません。
目が見えない代わりに、耳がよく、人の話を聞くだけで嘘を見破ることが出来ます。
過去の出来事が原因で、人、とりわけ子供に対して、強い不信感を抱いています。
【悲鳴嶼行冥の詳細な紹介・好きなシーン等】
名実ともに鬼殺隊最強の名を冠し、強いリーダーシップをもって、個性的な柱の面々を牽引する悲鳴嶼行冥。
柱の誰もが頼りにする悲鳴嶼の力は、もはや人間離れしており、悲鳴嶼と対面した上弦の壱、黒死牟も驚愕するほど。
その桁違いの強さは、後述する、悲鳴嶼の鬼への憎しみが生み出したものです。
元僧侶である悲鳴嶼は、少々疑り深い気質はあるものの、根本的には慈悲深い性格をしています。
しかし、鬼のこととなると、非情かつ冷酷に様変わりします。
初登場の際、悲鳴嶼は、鬼を連れていたことを罪に問われている炭治郎に対し、その理由を問うこともなく「なんというみずぼらしい子供だ」「鬼に取り憑かれているのだ、早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」と、非道かつ一方的な物言いをしていました。
鬼に対して強い憎しみを抱く悲鳴嶼にとって、炭治郎の存在は、受け入れがたいものだったのでしょう。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻
悲鳴嶼は、非常に涙もろい性格をしています。
ごみが散乱していたり、母親が子供の手を引いて楽しげに歩いているなど、ほんの些細なことで心を動かし、とめどなく涙をあふれさせます。
悲鳴嶼行冥と不死川玄弥は、師弟の関係にあります。
剣の才能がない玄弥に対し、悲鳴嶼は一度、弟子入りを断りました。
しかし、玄弥が鬼喰いをしていることを知り、その身を案じて継子に迎え入れることにしたようです。
玄弥を胡蝶しのぶに紹介し、定期検診を受けるように勧めたのも悲鳴嶼です。
強面で無骨、かつ基本的に言葉が足らない悲鳴嶼ですが、その心は、継子の玄弥にはしっかり伝わっていたようです。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻
無惨との総力戦に備えて行われた柱稽古で、悲鳴嶼は鬼殺隊員の筋肉強化訓練を担当しました。
その訓練の内容は、極寒の滝行、丸太三本担ぎ、大岩を一町先まで押すという、人間離れしたものでした。
あまりの過酷な内容に、善逸は「あのオッサンはきっと一町も動かせねえよ」「若者をいびって楽しんでんだよ」と吐き捨てますが、その会話の最中、悲鳴嶼が山のような大岩を押して通りがかります。
訓練を積めば悲鳴嶼のようにできるのだと、炭治郎は目を輝かせ、善逸は絶望から、癇癪を起しました。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」16巻
その過酷さゆえに、やるも自由、棄権も自由とされていた筋肉強化訓練。
課題の内容を伝えた後は、悲鳴嶼からのアドバイスも、直接指導もなく、ひたすら3つの修行に取り組まねばならず、一見、放任的な訓練に思われました。
しかし、訓練の最中、炭治郎が脱水で意識を失いかけた際にすかさず水を差しいれたことからもわかるように、隊員たちの状態は都度しっかり観察し、把握していたようです。
鬼殺隊トップにふさわしい、並外れた観察力です。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」16巻
【悲鳴嶼行冥の過去や未来を想像】
本来は優しい心を持つ悲鳴嶼ですが、過去のトラウマにより、簡単に他人を信用することができません。
悲鳴嶼は、鬼殺隊に入隊する前、寺で孤児を預かり、共に生活していました。
しかしある時、孤児の一人、獪岳が寺の金を盗み、それに気づいた子供たちが獪岳を寺から追い出してしまいます。
追い出された獪岳は、山の中で鬼に出会い、命を助けてもらう代わりに、あろうことか悲鳴嶼と寺の子供たちを食べさせる約束をしました。
獪岳は、寺で焚かれていた藤のお香を消し、鬼は寺に忍び込みました。
鬼を見た子供たちは、悲鳴嶼の叫びを無視して逃げまどいました。
子供たちは、鬼に次々と殺されていきます。
唯一、悲鳴嶼の後ろに隠れた沙代を守るため、悲鳴嶼は自らの拳で鬼の頭を夜明けまで殴り続けました。
しかし、夜が明けて助けに来た人たちに向かって、沙代は悲鳴嶼を指さし、「あの人は化け物、みんなあの人が、みんな殺した」と言い放ちました。
後にわかることですが、沙代は、鬼を指さしていたつもりでした。
しかし、鬼の体は朝日で消えていた為、駆けつけた大人は、悲鳴嶼が殺したのだと思い込みました。
命を懸けて守った沙代に裏切られたと感じた悲鳴嶼は、以来、人を信じることが出来なってしまったのです。
事件が起こる前の悲鳴嶼は、今ほど疑い深い性格ではなく、お坊さん仲間に尺八を教えてもらうような穏やかさも持ち合わせていたようです。
悲鳴嶼を裏切った獪岳は、のちに元鳴柱に弟子入りし、鬼殺隊に入隊しています。
鬼殺隊は入れ替わりが激しいので、悲鳴嶼が獪岳の鬼殺隊入りを知っていたとは思えませんが、獪岳の方は、知る機会があったかもしれませんね。
最終戦で悲鳴嶼は、片足を失ってなお、隠に支えてもらいながら戦闘に参加します。
しかし、痣の寿命も相まって、夜が明けたのちに、命を落としました。
彼の最期の望みは、自分にかまわず、他の若い者たちの救助に回ってほしい、というものでした。
最期まで、鬼殺隊トップにふさわしい生き様を見せた悲鳴嶼でした。
【まとめ】
18歳から、27歳に至るまで、おそらく隊員として一番長い期間、鬼殺に命を捧げ続けた悲鳴嶼行冥。
最強の柱として活躍した悲鳴嶼は、誰からも頼りにされ、鬼殺隊を支え続けました。
最終話にて、現代に転生した悲鳴嶼は、熊のような体躯はそのままに、幼稚園で先生として働いていました。
作中では、涙を流してばかりだった悲鳴嶼行冥。
子供たちと共に、心から笑顔でいられる穏やかな日常が続くことを願います。
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