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【鬼滅の刃・キャラ紹介】「胡蝶しのぶ」についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・キャラ紹介】「胡蝶しのぶ」についての紹介・考察(ネタバレ含む)


【胡蝶しのぶの概要】

画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻表紙

誕生日 2月24日:魚座
年齢 19歳
身長 151cm
体重 37kg

鬼殺隊蟲柱、胡蝶しのぶ。
常に微笑みを絶やさない、可憐な姿とは裏腹に、毒舌家で、葉に布着せぬ物言いをします。

胡蝶しのぶの用いる刀は、剣先が槍のような形をした、特殊な形をしています。
これはしのぶのために、刀鍛冶の里長、鉄珍が特別に作り上げたものです。

自力では鬼の頸を斬り落とすことができないしのぶですが、刀の先に仕込んだ毒により、鬼を倒します。
その突きのスピードは上弦の鬼を戸惑わせるほど。
まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」を体現しています。

戦闘のみならず、蝶屋敷にて傷ついた隊士達を預かり、治療を施す医師のような役割も担っています。

【胡蝶しのぶの詳細な紹介・好きなシーン等】

蝶屋敷の主、胡蝶しのぶ。
その顔立ちはとても美しく、善逸の言葉を借りれば「めちゃくちゃ可愛いんだよ、顔だけで飯食っていけそう」なほど。

薬の調合をする仕事をしていた両親のもとに生まれたしのぶは、薬学に精通しています。
鬼殺隊入隊後、しのぶはその知識を生かし、鬼を殺すことのできる薬を作り出しました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」5巻

頭脳明晰なしのぶは、人心掌握術にも長けています。
全集中の呼吸を習得しようとするも、あまりのつらさに挫けそうになっている伊之助と善逸に、それぞれ最適な声掛けをし、見事全集中の呼吸を習得するように導きました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

しのぶは、「鬼と人が仲良く暮らすこと」が信念であると自称しています。
しかし本来、それはしのぶの本心ではありません。
「鬼と人が仲良く暮らす」、その世界を望んだのは、過去に命を落とした最愛の姉、胡蝶カナエです。

両親を鬼に殺され、仇討のために鬼殺隊に入隊した胡蝶カナエと胡蝶しのぶ。
辛い修行を経て、胡蝶カナエは鬼殺隊花柱へと上り詰めますが、華奢で力も無いしのぶは、なかなか姉に追いつくことが出来ませんでした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」16巻

しかしある時、上弦の鬼、童磨と対峙した胡蝶カナエは、命を落としてしまいます。

胡蝶カナエの死をきっかけに、しのぶの性格は一変しました。
亡き姉の姿を自身に投影し、まるでカナエのように振舞うようになったのです。

鬼に対し、煮えたぎるほどの憎悪を抱えながら、同時に鬼との親和を信念として掲げるしのぶ。
いびつで矛盾した言動は、しのぶの心を疲弊させました。
それでもしのぶは、姉の想いを受け継ぐため、姉の投影を止めようとはしませんでした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

那田蜘蛛山での任務の際には、しのぶの鬼への憎悪と、カナエから受け継いだ慈しみが交差した複雑な心の内が垣間見えました。

しのぶは、那田蜘蛛山で対峙した鬼に、命乞いをされます。
それを受けしのぶは、笑顔で「助けてあげます、仲良くしましょう。」と応じました。

ただし、命を助ける条件としてしのぶは、鬼が今までに殺した人数分、拷問をするから耐えるように提案しました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」5巻

怒り狂う鬼を、しのぶは自らが作った毒で殺害します。
「残念残念」と笑うしのぶからは、狂気すら感じられました。

【胡蝶しのぶの過去や未来を想像】

一見穏やかに見えるしのぶですが、本来はとても短気で、怒りやすい性格でした。
炭治郎も、「なんだかいつも怒っている匂いがしていて…」「ずっと笑顔だけど…」としのぶの本質を見抜いていました。

無惨との最終戦に向けた柱稽古の際にも、しのぶは青筋を立てて苛立ち、その心を鎮めようと必死に、自らに「感情の制御ができないものは未熟者」と言い聞かせていました。

カナエ亡きあと、性格をがらりと一変させたしのぶ。
共に過ごしていた蝶屋敷の娘たちは、戸惑ったことでしょう。

無惨との最終戦でしのぶは、無限城の中で姉の仇、童磨と対峙します。
感情を爆発させ、全力で童磨と戦うしのぶでしたが、もて遊ばれ、憎き仇のその体の中に吸収されてしまいます。

しかし、それはしのぶの策略でした。
いつか対峙するであろう童磨との戦いに備え、しのぶは、自らの体に藤の毒を仕込んでいたのです。
一年をかけて摂取し続けた藤の花の毒は、しのぶの体に蓄積され、その量は鬼の致死量の七百倍にも達していました。

自分の命と引き換えに、童磨が死んだのを見届けたしのぶは、満足し、この世を去りました。

無限城に、しのぶが単独で落とされていなければ、生き延びた未来もあったのでしょうか。
ただ、死を覚悟し、刺し違えてでも自らの手で、と強く思っていたしのぶですから、それは難しかったかもしれません。
残された蝶屋敷の面々の気持ちを思うと、切ないです。

【まとめ】

死後、しのぶは天国にて、カナエと共に、両親の胸へ飛び込んでいました。
幼い頃から鬼への憎悪に囚われ、心安らぐ日のなかったしのぶが、久方ぶりに浮かべた心からの笑顔。そのシーンは、涙無くしては見られませんでした。

主である胡蝶しのぶが亡くなった後も、蝶屋敷は、しのぶの遺志を継ぐように機能しています。
命を懸けて戦い抜いた、勇敢な女性、胡蝶しのぶ。
その想いは、蝶屋敷の面々にしっかりと受け継がれていました。