ブログ

【鬼滅の刃・キャラ紹介】「鬼舞辻無惨」についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・キャラ紹介】「鬼舞辻無惨」についての紹介・考察(ネタバレ含む)


【鬼舞辻無惨の概要】

画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」2巻表紙

誕生日 不明
年齢 不明
身長 不明
体重 不明

全ての鬼の始祖、鬼舞辻無惨。
不死身の肉体を持ち、平安時代から生き続けている、最強かつ最悪の鬼です。
無惨に血を注入された人間は、死亡するか、人の血肉を喰らう鬼となります。

無惨は、私利私欲のために簡単に人の命を奪います。
無惨にとって、自分以外のすべての者は、欲を満たすための道具でしかありません。

眉目秀麗な青年の姿をしていることが多い無惨ですが、その姿は変化自在です。
作中では、少年や、美しい女性に化けていたことも。

無惨が望むのは、世界征服でも、きらびやかな生活でもなく、「不変」です。
誰からも指図されず、命を脅かされることなく、思うがまま、永遠に生き続ける。
その手前勝手な望みのために、沢山の人間が不幸に陥りました。

鬼殺隊を構成する者たちは、そのほとんどが無惨に強い憎しみを抱いています。
無惨を消滅させれば、他の鬼たちも消滅するため、鬼殺隊は必死に無惨の消息を追い続けています。

【鬼舞辻無惨の詳細な紹介・好きなシーン等】

鬼舞辻無惨は、平安時代の生まれです。
生まれ出た時、死産として荼毘に付されようとしていた無惨。
すんでのところで産声を上げ、なんとか生き延びた無惨でしたが、病に侵され、常に死と隣り合わせの日々を送っていました。

20歳を迎えるまでに死ぬと言われていた無惨に、善良な医師が処方した薬が、偶然にも無惨を鬼へと変貌させました。
鬼となったものは、生前、渇望したものに対して、更に強い執着を持つという特性があるようです。
無惨にとって、それは「生」でした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻

最終戦で無惨と対峙した伊黒は、無惨のことを「誇りを持った侍でもなければ、感情で行動する人間でもない」「無惨は生きることだけに固執している生命体」と評します。
無惨は生き延びるためなら、プライドも何もかもをかなぐり捨てます。
最強の力を持ちながら、なかなか戦闘の場に出てこなかったことからも、死へのリスクを徹底的に下げようとする無惨の考えが垣間見えます。

普段は人間の姿に擬態し、人として生活している鬼舞辻無惨。
人間の認知を操る異能を持つのか、無惨と接した人間たちは、まるで今までずっと無惨がそこにいたかのような振る舞いをします。
その力を生かし、時に子を持つ父親、また時には富裕層の家の養子などに化け、鬼狩りの目を逃れていました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」2巻

たくさんの鬼を統括する首領である無惨。
無惨は、鬼にした者たち全員に、呪いをかけています。
呪いを受けた鬼は、鬼舞辻無惨の名を口にするだけで、その命を奪われます。
また、無惨に目視されればその思考を読まれ、常にその位置を無惨に知られることとなります。

無惨にとって鬼たちは、それが十二鬼月と呼ばれる精鋭の者であっても、ただの捨て駒でしかありません。
しかし、群を抜いて無惨に心酔しているもの、便利で使い勝手の良い能力を持つ者、貪欲な者は、無惨のお気に入りとして、特別な扱いを受けることもあるようです。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

普段は冷静を装っている無惨ですが、激高しやすく、時に理不尽とも思える理由で簡単に部下の命を奪います。
その判断はいつもとても直情的で、たとえ部下を殺すことで、その後自身が不利になるとしても後先考えずに殺してしまいます。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

自ら生み出しておきながら、無惨は鬼を毛嫌いしています。
無惨が1000年という長い期間、鬼を増やし続けたのには、理由があります。
無惨は鬼となったことで、強靭な肉体と生命を手に入れました。

しかし、それと引き換えに、日の光の下を歩く事が出来なくなりました。
それは無惨にとって、大変屈辱的なことでした。
そこで無惨は、様々な人間を鬼にすることにより、日光を克服する鬼を生み出し、それを吸収することで、不死身の肉体を得ようとしていました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻

無惨は戦闘において、小手先の血鬼術はほとんど使いません。
常軌を逸したスピードで繰り出される攻撃は、その一撃一撃が即死級の威力を持ち、一般隊士であれば一太刀の元に体を両断されてしまいます。

また無惨は、恐ろしく回復力が早く、斬られたそばから回復するため、無惨と相対した者たちは、まるで自分の攻撃が当たらなかったような錯覚を受けます。
また、無惨は攻撃の際、毒が含まれた自分の血を相手に注入しています。
その毒の威力は、すさまじく、即死した者が幸福に思えるほどです。

画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」184話

【鬼舞辻無惨の過去や未来を想像】

鬼滅の刃の物語は、平安時代、無惨が鬼となったことから始まりました。
無惨を鬼にしたのは、上記の通り、平安時代の医師です。
その医師は、治療の途中、効果がなかなか現れないことに苛立った無惨に殺されています。
医者も、無惨に試した治療の結果が、これほど長きに渡って人々を苦しませることになるとは、思いもしなかったでしょう。

その医師は、無惨を鬼の状態にしたのち、「青い彼岸花」を用いて、無惨を治療しようとしていたようですが、無惨は自らの手でその機会を奪ってしまいました。

余談になりますが、「青い彼岸花」の所在について、鬼滅の刃読者は長く討論を続けてきました。
鬼が1000年かけても見つけることのできない場所、すなわち、一年中日が差し続ける山、陽光山にあるのだという意見、藤の花こそ、青い彼岸花の別称なのだとする意見。
様々な論争にも、最終話にて決着がつきました。
彼岸花は、「1年の内2~3日、昼間にしか咲かない特殊な花」であったようです。

産屋敷家の者は、鬼舞辻無惨の血を引いています。
現当主、産屋敷輝哉の顔は、無惨に瓜二つです。
無惨という凶悪な存在を生み出したために、産屋敷家は呪われ、当主は代々、30歳を迎える前に命を落としていました。

最終戦にて、無惨は鬼殺隊により討伐され、ようやく地獄へと落ちることになりました。
無惨を生み出した産屋敷家があれほどの呪いを受けていたのなら、地獄へ落ちた無惨が行うべき贖罪は、どれほど積み重なっていたことでしょう。

無限に感じられる時の中で、地獄の責め苦を受け続ける無惨は、今何を思うのでしょうか。

【まとめ】

鬼滅の刃という物語の、すべての起源である鬼舞辻無惨。
無惨を突き動かしていたものは、「生きたい」という執念でした。

慕う者も、焦がれる者もおらず、誰からも本来の意味で愛されることなく、ただただ生を望んだ無惨。
一体何が彼をそこまで駆り立てたのでしょうか。

鬼を慈しむ気持ちを持つ、心優しい炭治郎をして、「お前は存在してはいけない生き物だ」と言わしめた鬼舞辻無惨。

しかしその背景には、すでに無惨が記憶の底に追いやってしまった、何らかの重苦しい過去があったのではないかと思わずにはいられません。