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【鬼滅の刃・キャラ紹介】「煉獄杏寿郎」についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・キャラ紹介】「煉獄杏寿郎」についての紹介・考察(ネタバレ含む)


【煉獄杏寿郎の概要】


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」8巻表紙

誕生日 5月10日:牡牛座
年齢 20歳
身長 177cm
体重 72kg

鬼殺隊、炎柱を務める男、煉獄杏寿郎。
その性格は明朗快活、裏表がなく、面倒見の良い兄貴分です。
炭治郎に「どこ見てるんですか」と突っ込まれるほど、常にカッと目を見開き、口元は笑みを崩しません。
声が馬鹿でかく、たいていの場合、彼の台詞の後には感嘆符がつきます。

人目をはばからず「うまい!うまい!」と叫びながら食事を取る、人の話を遮るなど、わが道を行く一面も見られる煉獄杏寿郎。

しかし、戦闘においてその実力は折り紙付きであり、多くの柱に信頼される実力者です。

【煉獄杏寿郎の詳細な紹介・好きなシーン等】

煉獄杏寿郎が初めて登場したのは、炭治郎が、鬼の禰豆子を連れていた罪を問われた柱合会議です。

杏寿郎は、口元に笑みを浮かべたまま開口一番、「鬼を庇うなど明らかな隊律違反!」「鬼もろとも斬首する!」と断言しました。
その後、お館様から説明があっても杏寿郎は「人を食い殺せば取り返しがつかない!!死んだ人は戻らない!」と断固反対の姿勢を貫きました。

しかしその後、不死川実弥がわざと血を流して挑発しても、禰豆子が襲い掛からないのを目の当たりにした杏寿郎は、お館様の意向に従う姿勢を見せます。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

後日杏寿郎は、無限列車の任務にて、炭治郎達と再会します。
空の牛鍋弁当を11箱も積み上げ、人目もはばからず「うまい!」「うまい!」と叫び弁当をほおばる杏寿郎は、どこから見ても変人です。
杏寿郎のキャラの濃さに、初めて会う善逸は怯え、炭治郎の背中に隠れて冷や汗を流していました。

ちなみに、ファンブックにて、さつまいもを食べるときは「わっしょい!」と叫ぶという、更に奇想天外な癖が暴露されました。
心の声が口に出てしまう性分なようです。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

常に明るく、堂々と振る舞い、豪快に笑う。
大変わかりやすい性格のように見える杏寿郎ですが、その心には、意外にも暗い影があるようです。

杏寿郎は、代々尽きることなく炎柱を輩出する、炎の呼吸の名家、煉獄家に生まれました。
生まれたころから天賦の才を持っていた杏寿郎は、父、煉獄槇寿郎の元で、熱心に稽古に励みました。
槇寿郎は、過去に炎柱を務めるほどの実力者でした。
杏寿郎も、いつかは父と同じ、炎柱になろうと心に決めていました。

しかしある日突然、槇寿郎は、自分の才の無さに悩み、ふさぎ込むようになります。
そんな時に重ねて、最愛の妻、煉獄瑠火が亡くなり、槇寿郎は突如、杏寿郎に稽古をつけるのを止め、酒浸りの日々を送ることになりました。

父に稽古をつけてもらえなくなった杏寿郎は、それでも柱になることを諦めず、家にあった「炎の呼吸の指南書」を読み込んで鍛錬を重ね、一人で炎柱の座に上り詰めました。

自身が炎柱になれば、父上も喜び、元に戻ってくれるかもしれない。
しかし杏寿郎の淡い期待は、見事に打ち砕かれました。
「柱になったから何だ。くだらん…どうでもいい。どうせ大したものにはなれないんだ、俺もお前も。」
柱となった杏寿郎に、槇寿郎は、振り返ることもなくそう吐き捨てました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

口角が下がり、暗い面持ちで歩く杏寿郎に、弟の千寿郎がおずおずと問いかけます。
「あ…兄上、父上は喜んでくれましたか?」
千寿郎の純粋な問いに、杏寿郎は口を詰まらせます。

(考えても仕方のないことは考えるな)
負の感情を心から追い出した杏寿郎は、いつもの笑顔を作り、千寿郎に事実を告げます。
そして、千寿郎には鬼殺隊に縛られることなく生きてほしい、兄は弟を信じている、と伝えると、千寿郎を抱きしめました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻

無限列車にて、下弦の壱、魘夢と対峙した際、杏寿郎は、周到に練られた魘夢の術中にはまり、夢の世界へ落とされてしまいます。
禰豆子の助けもあり、目を覚ました杏寿郎は、即座に的確な采配をし、魘夢を撃破します。

しかし、まだ戦いは終わりませんでした。
その後、続けて登場した上弦の参、猗窩座に、杏寿郎は一人で立ち向かいます。
炭治郎らも、なんとか助太刀しようと試みますが、杏寿郎に一喝され、立ち入ることが出来ませんでした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」8巻

猗窩座の腕を捕らえ、頸を斬り落とす直前まで追い詰めた杏寿郎でしたが、猗窩座は自ら両腕を斬り、逃走を図ります。

致命傷を負った杏寿郎は、炭治郎らに希望を託し、絶命するのでした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」8巻

【煉獄杏寿郎の過去や未来を想像】

物心ついた時から、煉獄家の長男というプレッシャーを背負い、母の死後は、頼れる人もいなかった杏寿郎。
作中に登場する、「考えても仕方がないことは考えるな」という台詞から読み取れるように、辛い記憶は即座に意識の外に置くことで、自分の心を守っていたのかもしれません。

柱の中で、一番に死を遂げてしまった杏寿郎ですが、那田蜘蛛山の任務で柱が二人当てがわれていたのに対し、40人の行方不明者が出ていた無限列車に一人で派遣されていたことから、柱の中でもその力を高く評価されていたことがわかります。

上弦の参と一人で戦わなければならなかった杏寿郎。
もし猗窩座と対峙することなく、炭治郎が痣を出すまで生き延びていたら、きっと大いに活躍してくれたことでしょう。
残念でなりません。

【まとめ】

鬼殺隊炎柱、煉獄杏寿郎。
彼は若くして死を遂げましたが、その想いは、しっかりと炭治郎の心の中で生きています。
また、杏寿郎の形見である炎の鍔は、炭治郎に受け継がれ、炭治郎と共に無惨を打倒しました。
彼の死により、炭治郎が杏寿郎の継子となり、稽古をつけてもらう事は叶いませんでした。
しかし炭治郎は、その後の戦いの中で、何度も何度も杏寿郎の言葉を思い出し、心を燃やし続けました。

炭治郎と杏寿郎は、あの命がけの数分間、間違いなく師弟の関係にあったと言えるでしょう。