【鬼滅の刃・キャラ紹介】「栗花落カナヲ」についての紹介・考察(ネタバレ含む)
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【栗花落カナヲの概要】
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」18巻表紙
誕生日 | 5月19日:牡牛座 |
---|---|
年齢 | 16歳 |
身長 | 156cm |
体重 | 46kg |
鬼殺隊選抜試験に生き残った人物の中で、唯一かすり傷一つ負うことなく、涼しい顔をしていた少女。
胡蝶しのぶの継子、栗花落カナヲです。
子供の頃、実の親から虐待を受けていたカナヲは、胡蝶姉妹に救い出されるまで、安息の無いひどい生活を送っていました
子供の頃のトラウマから、現在でもカナヲは、感情が過度に抑圧されています。
心の声が弱く、何かを決断するのが極端に苦手なカナヲは、常にコインを持ち歩き、その裏表で行動を決めていました。
しかし炭治郎と出会い、仲間たちと触れ合う事で、カナヲは少しずつ、自分の心の声を取り戻していきます。
【栗花落カナヲの詳細な紹介・好きなシーン等】
親に日常的に暴力を振るわれ、朝になるとしばしば兄弟が冷たくなっている、という過酷な環境で幼少期を過ごしたカナヲ。
あまりにも辛い環境の中で、カナヲはある日突然、何の感情も感じとることが出来なくなりました。
暴力を受ける中で、死に直結する攻撃を避けるため、カナヲの視力と観察力は、極限まで研ぎ澄まされました。
その時身に付いた力は哀しくも、鬼殺隊での活動で役立っています。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第7巻
カナヲは、胡蝶しのぶの大変優秀な継子でした。
感情に左右されることのないカナヲは、どんな任務も着実にこなしていきました。
任務では活躍をしていたカナヲでしたが、日常生活では指示待ちが常態化しており、誰かの指示がないと動くことができませんでした。
作中でも、簡単な質問に答えず、微笑んだまま静止していたり、花瓶を割ってしまっても片付けられない描写が見られました。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第6巻
そんなカナヲに転機をもたらしたのは、炭治郎との再会です。
蝶屋敷にて療養を終えた炭治郎は、機能回復訓練に付き合ってくれたカナヲにお礼を言います。
しかし、炭治郎が何度カナヲに話しかけても、カナヲは微笑むばかりで、何も返事を返しません。
それでも全くめげずに話し続ける炭治郎の姿を見て、カナヲは一枚のコインを取り出し、宙に放り投げました。
コインが裏になったのを確認して、カナヲはようやく炭治郎と会話を始めます。
しかし、その儚げな外見とは裏腹に、カナヲの言葉はとても辛辣なものでした。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第7巻
会話の中で、カナヲが、すべての決断をコインにゆだねていると知った炭治郎は、半ば強引にカナヲのコインを借り、「表が出たら、カナヲは心のままに生きる」と提案してコインを放ちます。
見事表を出した炭治郎は、カナヲの手を握り、「頑張れ!!人は心が原動力だから、心はどこまでも強くなれる!!」とカナヲを励まします。
かつてない心の動きを感じたカナヲは、炭治郎が去った後、戸惑いながらもぎゅっとコインを抱きしめます。
その後カナヲは、炭治郎との約束を守ろうといじらしく頑張りました。
普段、微笑みを崩すことのないカナヲですが、いざ自身で決断をしないといけない場面に陥ると、口を一文字に結んで冷や汗を流し、固まってしまいます。
しかし、大切な蝶屋敷の仲間たちを、音柱の宇髄が、半ば誘拐のような形で連れ去ろうとしたとき、カナヲはダラダラと冷や汗を流しながら、自身で決断を下し、宇髄の服の裾を握りしめて必死に止めようとしました。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第8巻
小さな決断が積み重なり、カナヲはしのぶに「カナヲもずいぶん自分の気持ちを素直に言えるようになりましたね。いい兆しです。」と声を掛けられるほどに成長しました。
無限城での戦いで、カナヲは、最愛の師、胡蝶しのぶの死を目の当たりにします。
かつてないほどの怒りに包まれたカナヲは、師をもしのぐ力を出し、敵である童磨に斬りかかりました。
カナヲ一人の力では、到底倒せる相手ではありませんでしたが、大切な仲間、伊之助も戦いに加わり、忍が仕込んだ毒が決め手となって、二人は童磨を打ち破ります。
敵を取り終えたカナヲの瞳に、大粒の涙が溢れました。
幼い頃に失った感情を、カナヲはようやく取り戻したのです。
画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第19巻
最終戦でカナヲは、大変重大な決断を迫られます。
しかし強い心を取り戻したカナヲは、もう迷いませんでした。
そして放たれたカナヲの一撃は、鬼と人間の長き戦いに終止符を打ちました。
【栗花落カナヲの過去や未来を想像】
父からひどい虐待を受けていたカナヲは、ぼさぼさの頭で、逃げないように縄でくくられ、人買いに連れられていました。
カナヲは、一体、どこに連れられて行く手筈だったのでしょうか。
容姿端麗なカナヲのことですから、もしかしたらカナヲの縄を引いていた人物は、女衒(遊郭に女性を売る者)だったのかもしれません。
最終戦を終えたカナヲは、炭治郎と結婚し、子を儲けました。
作中、カナヲが炭治郎に恋をしていることはわかりやすく見て取れましたが、炭治郎は誰にでも分け隔てなく接する性格のため、その想いが明らかになっていませんでした。
しかし、最終回にて、二人が添い遂げたと知り、安心しました。
炭治郎のために命を懸けたカナヲ。その想いに、炭治郎が応えたのでしょう。
今まで辛い思いをたくさんした分、炭治郎と幸せな生活を送ってほしいと思います。
炭治郎なら、きっとそれが叶えられるでしょう。
【まとめ】
心を亡くした少女、栗花落カナヲ。
人生の荒波に翻弄されたカナヲでしたが、たくさんの出会いを経験し、無事自分を取り戻しました。
師を無くし、家族を無くし、辛いことをたくさん経験したカナヲでしたが、最後には初恋の人、炭治郎と添い遂げることができました。
限られた時間の中で、二人が精一杯幸せに過ごしたと信じたいです。
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