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【鬼滅の刃・キャラ紹介】「伊黒小芭内」についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・キャラ紹介】「伊黒小芭内」についての紹介・考察(ネタバレ含む)


【伊黒小芭内の概要】


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」19巻表紙

誕生日 9月15日:乙女座
年齢 21歳
身長 162cm
体重 53kg

鬼殺隊、蛇柱の伊黒小芭内。
左右で違う色の瞳、小柄で女性的な外見。
その口元には常に包帯が巻かれ、素顔が隠されています。

懐疑心が強い伊黒は、常に人の発言を疑ってかかります。
皮肉屋で粘着質な性格をしており、彼の発言には常に「ネチネチ」「ネッチネッチ」という擬音が付いて回ります。

そんな伊黒ですが、恋柱の甘露寺蜜璃に一目惚れしており、彼女に対する態度は、他の者とは全く違うものとなります。

常に首元に巻き付いた蛇は「鏑丸」と言い、伊黒の古くからの友達です。

【伊黒小芭内の詳細な紹介・好きなシーン等】

柱の中で小柄な伊黒は、腕相撲においても、下から二番目の弱さです。
しかし、その結果を受けて伊黒は、「技は腕力でない」と言い切ります。
伊黒は技巧派で、磨き抜かれた太刀筋は、蛇のように曲がり、対峙した者たちを惑わせます。

また、初めて炭治郎と相まみえた柱合会議では、自分より腕力は上の炭治郎を、肘で押さえつけ、びくともさせないという離れ業を見せつけました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」6巻

一部のごく限られた人物を除いて、常に他者に対し上から目線の態度をとる伊黒。
作中では年上の宇髄にさえ、ため口をきき、ネチネチと責めたてていました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」11巻

その疑心の強い性格は、ひとえに、伊黒の凄惨な過去に由来します。

伊黒は、鬼に自分たちが生んだ赤ん坊を与え続けることで、金銭を享受し、生き続ける恐ろしい一族の元に生まれました。
伊黒は、一族の中で370年ぶりに生まれた男児で、珍しい目の色をしていた為、鬼に気に入られ、12歳になるまで座敷牢の中で育ちました。
早く大きくなるように、毎日たくさんの豪華な食事が、伊黒の元に運び込まれました。
換気もままならない座敷牢の中で、充満する食事の匂いに、伊黒は毎日吐き気をもよおしました。

ある日突然座敷牢から引きずり出された伊黒は、下肢が蛇のような女の鬼の前へ連れていかれます。
まだ伊黒の体が小さかったため、蛇の鬼は伊黒を座敷牢に戻すように伝えます。
そして蛇の鬼は、伊黒と自分の口の形をそろえると言い、伊黒の口を切り裂くよう指示を出しました。
座敷牢に戻ってから、伊黒は生き延びるため、必死に簪で座敷牢の格子を削り続けました。
逃亡に成功した伊黒でしたが、怒り狂った鬼により、一族の者は50人も殺されてしまいました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」188話

誰も頼ることが出来ず、愛されない環境で、生贄になるために生かされ続けた伊黒。
あのような疑心にあふれた性格になっても致し方ないと言えます。

蛇柱として鬼殺隊で活躍していた伊黒は、ある日衝撃的な出会いを果たします。
お館様の屋敷で、道に迷った甘露寺蜜璃に会った伊黒は、その可愛さに度肝を抜かれ、一目惚れしました。

甘露寺蜜璃の前では、あのネチネチした嫌味も鳴りを潜めます。
甘露寺に対する伊黒のアプローチは、普段の様子からは考えられないほどストレートです。
甘露寺もそれを受けて胸をときめかせます。

一緒に戦闘を行う際には、おっちょこちょいな甘露寺が放っておけないようで、何度かピンチの際に飛び込み、甘露寺を救い出していました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」19巻

また、胡蝶しのぶは、伊黒のことを「甘露寺さんのことになると途端にポンコツになる」と評していました。

伊黒は、甘露寺と仲よくする者に対して露骨な嫉妬心を覗かせます。
特に、炭治郎に対してはあたりが強く、炭治郎が甘露寺の柱稽古に参加したというだけで「黙れ殺すぞ」「さっさと死ね」などの暴言を吐いていました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」15巻

【伊黒小芭内の過去や未来を想像】

憎しみを力に変え、鬼殺隊に入隊し、柱まで上り詰めた伊黒。
12歳まで、箸より重いものをもったことがなく、子供らしく自由に走り回ることすら許されなかった伊黒が、ここまで力をつけるには、どれほどの努力を要したことでしょう。

座敷牢からの逃亡の際、伊黒を助け出したのは、当時の炎柱でした。
作中で明記はされていませんが、年齢的に、煉獄杏寿郎の父、槇寿郎だと思われます。
煉獄家と繋がりがあった伊黒。
もしかしたら、煉獄杏寿郎とも、幼い頃からの仲だったのかもしれません。

作中、煉獄杏寿郎の訃報を聞いた伊黒は、「俺は信じない」と一言だけ言い放ちました。
後ろ向きに描かれていたので表情は見て取れませんが、「信じない」というその言葉に、深い戸惑いが込められていることがわかります。

最終戦で無惨の死を見届けた伊黒は、瀕死の甘露寺を胸に抱きます。
「自分は役に立たなかった」と嘆く甘露寺に対し、君の明るさはたくさんの人の心をも救済している、俺が誰にも文句は言わせないと励ます伊黒。
甘露寺は、涙しながら、秘めていた自身の恋心を伊黒に打ち明けます。
2人は気持ちを確かめ合い、来世での結婚を誓い合いながら、死を遂げました。

鬼滅の刃最終話では、二人が転生し、定食屋を営む様子が描かれていました。

過去に、座敷牢でたくさんの食事に囲まれ続け、吐き気を催していた伊黒が、定食屋を営み、毎日揚げ物をしているのはかなり意外でした。

大正時代、3日程度なら食事を取らなくても生きていけると自称していた伊黒。
しかし普通の人間なら、いくら大丈夫と言っても食べなくてはエネルギーは不足するでしょう。
常人より沢山運動する柱にとって、エネルギー不足は死に直結します。
それは、絶対避けねばならいことなのに、なぜ3日も食事を取らないことがあったのか。
つまり伊黒は、食べなくても大丈夫なのではなく、それだけ「食べる」ことに関して抵抗があったのだと思います。

転生後の伊黒は、甘露寺と共に、おいしく食事を取ることが出来ているといいですね。

【まとめ】

柱の中でも、群を抜いて凄惨な過去を持つ伊黒。
いつも親族たちの怨念を背中に感じながら生きていた伊黒が、甘露寺と出会い、恋をすることが出来たのは、彼の人生において唯一の救いとなりました。
願わくば大正の世で、思いが通じ合った幸せを享受して欲しかったですが、果たせなかった分、転生した現代で、幸せに暮らしてほしいと思います。