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【鬼滅の刃・キャラ紹介】「嘴平伊之助」についての紹介・考察(ネタバレ含む)

【鬼滅の刃・キャラ紹介】「嘴平伊之助」についての紹介・考察(ネタバレ含む)


【嘴平伊之助の概要】


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」7巻表紙

誕生日 4月22日:牡牛座
年齢 15歳
身長 164cm
体重 63kg

 

嘴平伊之助は、猪に育てられた青年です。
その性格は、荒々しく粗雑で、好戦的です。
伊之助の信念は、「猪突猛進」
その言葉通り、伊之助は、いつも感情のままにがむしゃらに突っ走ります。

炭治郎と同じく、鬼殺隊選別試験に参加した伊之助。
鬼に何も因果のない伊之助が、試験に参加した理由は、「力比べするのが生き甲斐だから」
そのため、力比べができるとあれば、相手は敵味方を問いません。

山での生活が長かったためか、精神年齢が低く、一般常識に欠ける伊之助ですが、炭治郎達と過ごす中で、少しずつ成長を遂げていきます。

【嘴平伊之助の詳細な紹介・好きなシーン等】

ガタガタに刃こぼれした二刀流の刀、頭にかぶった猪頭。
物語初期の伊之助は、獣そのものでした。
炭治郎、善逸と初めて取り組んだ合同任務では、任務そっちのけで炭治郎を斬りつけたり、いたいけな女の子を踏みつけにする暴れ様。
全くどちらが鬼なのかわからないほど凶悪でした。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第6巻

任務後も、死んでしまった人たちを埋葬する炭治郎達を「生き物の死骸なんて埋めて何になる」と怒鳴りつけ、人としての文化や感情を理解出来ない様子でした。

野性的な内面とは裏腹に、猪頭の中に隠された素顔は、目を引くほどの美人顔です。
善逸は、はじめて伊之助の顔を見た時、「気持ち悪い奴だな…むきむきしているのに女の子みたいな顔が乗っかている…」と少々引いていました。
美しい物に執着を持つ鬼、堕姫と対峙した時も、容姿を気に入られ、捕食されようとしていました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第6巻

猪に育てられた伊之助ですが、読み書きこそできないものの、言葉は堪能です。
それはひとえに、伊之助が子供の頃に出会った、たかはるという青年と、その祖父のおかげです。
物忘れがひどくなってきたたかはるの祖父は、山から下りてきた伊之助にオカキを与え、可愛がりました。
時には初孫のように膝の上にのせて、百人一首を読み聞かせすることも。
その当時から猪の頭をかぶっていた伊之助を、たかはるは気味悪がり追い払おうとします。
たかはるは大変口が悪く、それを聞くうちに伊之助は言葉を習得しました。
伊之助の口が悪いのは、たかはるの影響です。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第10巻

思ったことがすぐに口から出てしまう伊之助は、周りの者とトラブルを起こすこともしばしばです。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第16巻

今まで人と関わる経験が少なかったため、他人との適切な距離の取り方や、相手を尊重する気持ちがわからないのです。

任務にて破損した刀を、刀鍛冶の鉄穴森に新しく打ってもらった際には、刀を受け取るや否や無言で刀身を砕き、以前のようにガタガタに刃こぼれさせてしまいます。
怒り狂う鉄穴森の姿を見て驚いた伊之助は、帰宅する鉄穴森の後姿を見送る際、炭治郎の裾を握っていました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第6巻

常に自分の凄さを主張し、周囲の人に同意を求める伊之助。
承認欲求の強さには、今まで一人で生き抜いてきたことによる無意識の孤独感が反映されているように感じます。

強さこそが正義である野生の世界で生きてきた伊之助にとって、負けることは、死と同等の意味を持ちます。
今まで負け知らずだった伊之助は、那田蜘蛛山の任務にて、初めて自分の力では到底敵わない強敵に出会います。
完膚なきまでに叩きのめされ、死の直前まで追い込まれた伊之助は、意気消沈し、しばらくの間、別人のように大人しくなってしまいました。


画像引用元:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」第6巻

また、今まで人に親切にされる経験がなかったため、人の優しさに触れると「俺をホワホワさせんじゃねえ!!」とひどく狼狽します。
炭治郎達と過ごす中で、伊之助はどんどん精神的な成長を果たし、思いやりや、仲間意識を芽生えさせていきました。

【嘴平伊之助の過去や未来を想像】

伊之助がかぶっている猪頭は、自分を育ててくれた親猪の毛皮です。
伊之助は、炭治郎達に出会う前、恐らく三つの別れを経験しています。
一つ目は、実の母との別れ。
二つ目は、育ての母、猪との別れ。
そして三つめは恐らく、たかはるの祖父との別れです。
伊之助は作中、炭治郎に「死んだ生き物は土にかえるだけなんだよ。べそべそしたって戻ってきやしねえんだよ」と話しています。
この一見乱暴なセリフも、沢山の別れを経験してきた虚しさから発せられたのかもしれません。

女性に対して全く興味がなかった伊之助ですが、最終話にて、伊之助の子孫が描かれました。
ということは、戦いの後伊之助は、誰かしらと結婚し、子供を儲けたことになります。
作中で相手の人物が明記されることはありませんでしたが、204話にて蝶屋敷の神崎アオイとの関係が描かれていたことから、相手はアオイなのではと囁かれています。

荒々しくも、子供のような精神を持つ伊之助と、しっかり者のアオイ。
意外ではありましたが、いいコンビのように思います。
アオイの尻に敷かれる伊之助の姿が浮かびます。

【まとめ】

鬼殺隊に入隊する前は、生き物との力比べだけが生き甲斐だった伊之助。
鬼殺隊に入ったことで、沢山の人と触れ合った伊之助は、他人の痛みを知り、仲間たちの死を悲しむ心の豊かさを持てるようになりました。

炭治郎、善逸らとも兄弟のような絆を築いた伊之助。
獣そのものだった伊之助が、ここまで成長できたのは、炭治郎を含む仲間達に受け入れられたこと、無条件の優しさを与えられたことが大きいでしょう。

戦いの後、伊之助は炭治郎達と共同生活を始めます。
その幼さは相変わらずですが、かけがえのない仲間を得た伊之助は、過去より一回りも二回りも大きくなりました。