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江戸時代の暮らしっていったいどんなの??

江戸時代の暮らしっていったいどんなの??

現代の私たちの暮らしは昔と比べてとっても便利になりましたよね。
スマホが普及し、連絡を取れるだけでなく調べ物をしたり、買い物も電子マネーで支払える時代になり、数年前と比べても時代の流れを感じるのではないでしょうか。

そこで今回は時代を遡って、江戸時代の暮らしについて見ていきたいと思います。
現代に生きる私たちだからこそ、江戸時代の暮らしを知っておくのも大切なことではないかと思います。
では、さっそく詳しく見ていきましょう!

■庶民の家は長屋


長屋と言われる長細い平屋のような建物で、中は壁で仕切られていますが簡単な造りになっているため会話などは筒抜けだったようです。
家賃は現代で約五千~一万円で4~6畳にひと家族が住んでいました。
江戸時代では、庶民は長屋に住むのが一般的で持ち家があるのはお金持ちだけだったそうです。
トイレや井戸が共同のため、女性は炊事や洗濯のときにご近所さんと顔を合わせて会話を楽しんだり、掃除当番などのルールが決められていて人付き合いは現代よりも盛んだったそうです。

■食事


庶民や農民によって食事は大きく変わります。

庶民の場合

米は一日約5合を成人男性は食べていたようです。
おかずは味噌汁や漬物がメインで、納豆や魚も食べていました。
また、屋台でてんぷらなどを買っておかずにしていました。
夜ご飯は軽めでお茶漬けや、晩酌では屋台でお惣菜を買うこともあったみたいです。

農民の場合

江戸時代では農民が米を作っていたのですが年貢でお米を徴収されてしまうので自分たちが食べるお米はほとんどありませんでした。
そのため稗や雑穀、芋がらなどの野菜を入れたものがメインでした。
昼ご飯は朝ごはんの残りに小麦粉を混ぜて焼いたおもちや雑炊が多く、夜ご飯は粉団子汁でした。
庶民と比べてもかなり質素な食事だったことがわかります。

■江戸時代の一日


現代のように電気がないため、基本的に朝起きて日が沈んだら寝るという生活をしていました。
朝六時頃に起床して女性は朝食作りが始まります。
江戸時代には炊飯器がないので、ご飯は一度に一日分を炊いて木製の入れ物に入れておきます。
豆腐屋は朝食に間に合うように一番早くから営業を開始し、それに続いて総菜売りや野菜売り達が次々と長屋にやってきます。

よく、時代劇などで天秤のようなものを肩から担いで歩いている人いますよね。
それぞれが日中は忙しく活動をしていたのです。
そして夜になり日が沈むと共に夕飯を食べて早めに就寝します。
そのため、季節によって活動時間は変化していたようです。

■トイレ事情


江戸時代のトイレは下半分しかないため、使用しているとまる見えが当たり前でした。
また、トイレットペーパーのようなものはなく、紙は貴重だったので古紙や書き間違えた紙で拭いたりしていました。
また木の皮も利用していたようで、さすがに現代では考えられないですね。

また、江戸時代では排泄物は貴重な肥料として扱われていました。
そのため、下肥買い(しもごえがい)」と言って排泄物の回収をする仕事もあったんです。ちなみに、長屋の排泄物の所有権は大家さんにあったため、大家さんは住人の排泄物で年間100万円ほどもらっており、かなり裕福だったみたいです。

■歯ブラシの変わりは?


現代では歯ブラシの種類も豊富で、電動歯ブラシもありますよね。
当然のことながら江戸時代では電動歯ブラシどころか歯ブラシそのものがありません。
ですが、歯磨きや歯の白さはもちろん、口臭にも気を配っていました。
そこで歯ブラシの変わりに登場するのが房楊枝と言われるものです。
房楊枝とは、竹や柳などの木を細かく薄く削って先端をとがらせたもので、現代で言う爪楊枝に近いですね。
これを使って歯の隙間の汚れを取ったり、横にして歯の表面の汚れなどを落としていました。
歯磨き粉は房州砂を原料にしたものにハッカを加えるなど、種類はかなり豊富だったようです。
どの時代もエチケットは欠かせなかったみたいですね。

■江戸時代の楽しみ


私たちは好きな芸能人やアーティストをテレビで見たりライブに行ったりしますよね。
江戸時代では、お金を貯めて歌舞伎を見に行くのが楽しみのひとつだったようです。
男前を見たいと思うのは現代でも江戸時代でも同じなのかもしれませんね。
また、歌舞伎や吉原は最先端のファッションとしても注目されていて、着物や髪型を真似する人も多くいました。

「当世風俗通」と言って、現代で言うファッション誌のようなものがあり、そこには流行りの髪型やメンズファッションなどが幅広く紹介されています。
他にも四季折々のイベントで盛り上がっていたようです。
春には花見をして夏には花火が上がり、秋は紅葉を楽しんで冬は雪見をするなど、四季を楽しむのは今も同じですね。

ただ、現代よりももっと幻想的で素晴らしい景色だったのではないかと思います。
今よりもっと日本を感じられることは間違いなさそうなので、タイムスリップして見てみたいですね。

まとめ


江戸時代の暮らしは私たちにとって不便に感じますが、現代が便利な物にあふれて過ごせているのも、昔の人たちの知恵が基礎となっているのではないでしょうか。
何気なく触っているものや使っているものにも起源があり、それを考えた人達の知恵によって私たちの生活が成り立っています。
その起源を知り、感謝しながら生きていくことが出来ると幸せですね。