意外なものが怖い!恐怖症特集5選!
恐怖症と聞くと、閉所恐怖症・高所恐怖症・集合体恐怖症などが頭に浮かぶのではないでしょうか。
これらの恐怖症は珍しくはなく、恐怖症ではない人も何となく怖い気持ちや嫌な気持ちが想像できますよね。
ですが、世界には何が怖いのか理解できないような、意外なものが怖いという恐怖症も数多く存在するようです。
そこで今回は、意外なものが怖いと感じる恐怖症についてご紹介していきたいと思います。
■海洋恐怖症
海に恐怖を感じるのが特徴です。
童謡で、”海は広いな~大きいな~”とありますが、まさにそれが恐怖を感じるポイントだと言えるでしょう!
海は広くて大きくて深いですよね。
足がつかないほど深い海ではその下がどうなっていて、どこまで深いのかを想像するだけで今にも鳥肌が立つような恐怖に苛まれるようです。
また、いるはずもない巨大な生物が海に潜んでいるのではないかと言った恐怖を感じる方もいて、海の壮大さが怖いという人が多いです。
夜の海で月あかりに照らされた波や、海の表面を想像すると怖くて足がぞわっとした方は海洋恐怖症ですよ。
ひどい人は海に近寄るどころか、”海”という文字を見ただけで怖くなる方もいるようです。
■巨人恐怖症
巨大な銅像やビルなど、とにかく巨大なものを見ると恐怖を感じます。
これは想像力が豊かな人に多いとされている恐怖症で、日常的に認識している大きさ以上のものを見ると恐怖で足がすくんだり、体がこわばって動けなくなる方もいます。
この巨人恐怖症は二つに分類することができ、とくに人工的に作られた巨大な物に対して恐怖を感じる場合は『ペディフォビア』に分類されます。
たとえば、人や顔、大仏などが怖い場合もこれに含まれます。
もう一つは『メガロフォビア』と言って、とにかく巨大なものに恐怖を感じてしまいます。
たとえば、大きな船や飛行機、クレーン車に恐怖を感じる方もいます。
漠然と大きさに対する恐怖を感じるのが特徴です。
■隙間恐怖症
ドアがしっかり閉まっていなくて隙間が空いていることありますよね。
隙間恐怖症の人はその隙間に恐怖を感じるそうです。
たとえば、『ドアの隙間から誰かに見られている気がする』といった恐怖や、『視線を感じたり、誰かがいきなりドアを開けて中に入ってくるのではないか』といった怖さがあるようで、隙間を見つけるとすぐに閉めないと落ち着きません。
また、カーテンの隙間が苦手という方もいます。
確かに、カーテンは外から家の中が見えるのではないかとたまに思うことがありますが、恐怖とはまた違うような気がします。
■風船恐怖症
これは聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
風船恐怖症の特徴は、風船を見たり触ることに対して恐怖を感じてしまいます。
風船がいつ割れるかわからない恐怖や、パンパンに膨れているのが怖いという人もいます。
確かに、子供が風船で遊んでいるのを見ると、割れるのではないかと心配になったり、思わず耳を塞いだりすることありますよね。
風船恐怖症の原因として考えられるのは、小さいときに風船で遊んでいていきなり風船が割れたり、割れたことによって痛みを伴って怖いと感じた人に多いようです。
少しトラウマになっている方に多いということですね。
■癌恐怖症
別名癌ノイローゼとも言います。
癌は命に係わる病気なので、もし自分が癌になったら、誰でも恐怖を感じる病気ですよね。ですが、癌恐怖症の人は自分は癌ではないし何か検査を受けているわけでもないのに『自分は癌なのではないか?』と恐怖に陥ります。
たとえば、お腹が痛くなったり頭痛がするなんてことは体調によって健康な人でも起こりますよね。
ですが、癌恐怖症の人は『もしかして胃癌なのではないか?頭が痛いということは脳腫瘍だ』と疑ったり勝手に決めつけたりして、ひどい人は自分の余命が少ないと病んでしまう方もいるほどです。
癌恐怖症の人はネットでたくさん調べたりしていることが多く、偏った知識を持っていることが多いため、実際に病院で問題ないと言われても『余命が少ないから隠されている』と思う方もいます。
ここまでくると、日常生活に支障が出ている人が多く、その場合はしっかりと病院で診察を受けることが必要です。
まとめ
今回はさまざまな恐怖症をご紹介してきましたが、当てはまるものはありましたか?
恐怖症は症状や対象となるものも人それぞれで、中にはハンガーに恐怖を感じたり、観葉植物に恐怖を感じる人もいます。
観葉植物の場合、土が汚い・触りたくないという強い嫌悪感から恐怖を感じる人もいます。
人によっては汚いものも恐怖の対象になるようですね。
誰でも怖いと感じるものや苦手なものはありますが、基本的には日常生活に支障をきたしているかどうかが重要です。
何か怖いものを思い出しただけで眠れなくなったり、動悸や息切れなどの身体的な症状が頻繁に出る場合はお医者さんに相談してみましょう。
意外なものが怖い!と感じる人は、もしかしたら恐怖症かもしれません。
他にもたくさん雑学系の記事がありますので、
よかったら見てみてくださいね!






