初心者でも心が折れずに続けられる方法とオススメ曲
こんにちは、しんたろーです!
今回は気になった系じゃなく、私みたいな根性無し代表みたいなやつでもドラムを続けてこれた理由や方法、練習してきた曲を紹介していきます!
この記事は本当に初心者の方で、「まだ1曲も通せて叩けない」「ドラムに必要なものをまだ買ってない」っていう人に向けて書いています!
意識して続けてたわけではないけど、自然と続けられてた。(笑)
レコーディングの経験もあるで!
じゃあ、ここまで続けてこれた理由やコツを書いていくよ!
Contents
自宅で練習できるようにスティックと叩かれるものを用意する
スティックは文字通りドラムスティックですね。
叩かれるものは、ドラム用練習パッドが一番ですが、使わなくなった雑誌等でも十分です。
私の場合は、以下の配置で練習してました。
シンバル(左右に1個ずつ):鍋の蓋 (金属ならなんでも)
ハイハット:鍋の蓋(金属ならなんでも)
スネア:練習パッド
ハイタム:雑誌
ロータム:雑誌
フロアタム:雑誌
ライドシンバル: 鍋の蓋(金属ならなんでも)
バス:足パタパタ
とにかく家でも練習できる環境を作るのが初心者にとっては一番大事です。
左右の手足がバラバラに動くように、毎日家で練習しましょう!
では次に、スティックを選んで行きましょう!
ショップに行けないならネットで購入
私はそうだったのですが、本当に初心者だとドラムショップに行くことすらハードル高くないですか?(笑)
今だからこそ、初心者だからと言ってそんなことを気にする必要は一切無いと言い切れますが、「そう言われても・・・」という方も多いはずです。
そういう場合は、ネットでひっそりと買っちゃいましょう!
Amazonでも買えますが、音楽を始める方は登録必須な「サウンドハウス」が一番のオススメです。
この「サウンドハウス」ですが、数年音楽をやっている人なら100%知っています。
音楽関係の機材でここより安いところはまずありません。
長く続けるのなら、今ここで登録しておきましょう。
スティックのオススメのメーカーは「LOSCABOS(ロスカボス)」です。
他のメーカーでも良いスティックはもちろんあるのですが、ロスカボスはドラムスティック専門のメーカーなので、スティックに関してはどのメーカーよりも熱が入っています。
使っている木材ももちろん抜群に良質なので、まだスティックを買っていない方は是非買ってみてください。
ちなみに初心者の方は軽くて使いやすい「ホワイトメイプル」という種類のスティックを選ぶといいでしょう。
重いスティックは音量は稼げますが初心者の方には扱いにくいので・・・
それと、手のサイズに合ったスティックを選ぶことが非常に重要なので、最初は複数種買ってみてもいいかもしれません。
ちなみに私は以下です。
LOS CABOS ( ロスカボス ) / LCDConcert
私は高身長ゆえに手のサイズも滅茶苦茶でかいので、16.1mmの太いスティックを好んで使用しています。
しかし最初からこのスティックを選んだわけではなく、色々なスティックを試してみた結果です。
自分に合うスティックを見つけるのも、練習の一つですよ!
とにかくスタジオに入る
とにかくです。
ほとんどのスタジオは、個人練習で入った場合は1時間500円程度です。
滅茶苦茶に高いわけではないので「暇さえあれば叩きにいく」くらいの気持ちでいましょう。
まだリズムは叩けないという方は、家で8ビートの練習をしてから行ってみるのもいいですね!
しかし、上手くなる一番の近道は実際のドラムに触れることです。
スタジオを予約してしまえば練習せざるを得ないので、とにかく予約することです!
そういう状況にしてた!
バンドに所属する
これは効果抜群です。
バンドに入ると「やらないといけない」状況になりますからね。
私も自分を追い込むためにドラムを始めるとすぐにバンドを見つけて入りました。
私は以下のサイトから募集をかけたり募集を見たりしましたよ!
ちなみに嬉しいことにドラムの募集って滅茶苦茶あるんですよ!
色々な楽器の中でドラムは本当に見つからなくて、サポートドラムのバンドも多いくらいです。
なので、初心者でも歓迎してくれるバンドも多いですよ!
私自身もそうだったので、とにかく思い切って飛び込んでみましょう!
今のバンドも、1年間ドラムおらんかったらしいわ。
ドラム教室に通う
私も2年間通いました。
現在は少し事情があって辞めてしまっていますが、また習いに行く予定です。
メンバーから「通う前、通った後では演奏技術が天と地ほど差がある」と言われたほどに効果があります。
「ギターやベースは独学でも上手くなる人はいるけど、ドラムだけは習わないと頭打ちになる」と私の師匠や周囲の上手いバンドマンはよく言っていました。
それに、フォームに変な癖がついてしまったり、良くないフォームで練習することで身体を壊したりすることも少なくありません。
現に、私は独学で1年間練習しましたが、左腕の神経が二度と治らないと言われるほどにズタボロになってしまいました。
長時間ドラムを叩くと左腕が痛くて演奏できなくなってしまうんです。
しかし、今は習ったことでフォームが改善され、ほとんど痛まないようになりました。
今思うと、ドラムを始めた瞬間からちゃんと習っておけばよかったなぁと後悔しています。
以上のことから、私自身はドラムを始めたときからちゃんと習うことを強くオススメします。
YAMAHA等でも生徒さんを募集していますので、結構簡単に習いに行けますよ!
ちなみに、大阪在住の方であれば私の師匠を紹介することも可能ですので、是非問い合わせフォームから聞いてみてくださいね!
※12人までと決めているので、ひょっとしたら今は席がないかも・・・
ドラムマニアをやる
冗談ではありません、本気です。
実は私はドラムマニア上がりのドラマーなのです。
ドラムマニアをプレイしていたら本物のドラマー兼ドラマニプレイヤーの方と知り合い、そこから私のドラマー人生が始まったのです。
「ゲームと本物は全然違うやろ?」
と思ったあなた。
それは半分アタリで半分ハズレです。
まずは「アタリ」である理由を説明します。
ドラムマニアは確かにゲームで、高難易度の曲は製作者側が「こんなんドラムちゃうわ。(笑)」と実際に言っているほどに本物とはかけ離れた譜面になっています。
しかし、低難度~中難度の曲であればかなりの比率で本物のドラムのような譜面構成になっているんです。
つまり、手足をバラバラに動かす練習にはバツグンになるのです。
ちなみに「難度」とは曲のレベル(難しさ)のことを現しています。
私の感覚ですが、以下のイメージです。(あくまで私のイメージです。)
低難度:レベル0~5.0
中難度:レベル5.1~7.99
高難度:レベル8~9.99
上記レベルのうち、特にレベル5.5~7.5はかなり本物のドラムに近い譜面構成になっている曲が多くあります。
最初はクリアするのは難しいですが、できるようになると滅茶苦茶楽しいですよ!
本物よりも上達も早いですしね。
私は本物のドラムを始める前はレベル7程度であれば叩けるレベルにはなっており、そのおかげで今のバンドの入団テストで「本物も全然叩けるじゃないすか!」と言ってもらえました。
本物はほぼやったことが無いのに、です。
それから言えることは、ドラムマニアは十分に本物のドラムの練習になる、ということです。
本物がまだまだ下手だった頃は「本物を叩きに行く」→「下手で落ち込む」→「ドラムマニアで楽しむ」→「モチベ回復」というのをループしていました。(笑)
何事も辞めないコツはモチベを低下させないことですが、私の場合はドラムマニアのおかげでモチベが下がらずに今までやってこれました。
なので、私はドラム初心者にはドラムマニアをやってみることを推奨します!
※絶対にフォームはクロス(右手でハイハット、左手でスネア)で練習してくださいね。
オープンフォーム(左手でハイハット、右手でスネア)は本物のドラムではほぼ使わないので。
次にもう半分の「ハズレ」である理由を説明します。
「アタリ」の理由で説明したとおり、私はドラムマニアを推奨しますが注意点もあります。
それは「ゲームはゲーム」という点です。
どういうことかと言うと、演奏(叩く)に強弱が関係ないのです。
要するに、「バラードでもメタルでもそれに合った音が勝手にちゃんと出てくれる」のです。
普通はバラードだと静かに叩きますよね?
メタルだと力強く叩きますよね?
でもドラムマニアはこちらがどんな叩き方をしても曲に合わせた音を出してくれるんです。
これでは練習になりませんよね?
これが半分「ハズレ」である理由です。
手足をバラバラに動かしたり、ドラム筋を鍛えたり、早いタム回しをしたり等は確かに練習になります。
しかし、そういったことが当たり前にできる「中級者」以上になるとドラムマニアは全く役に立たないと言っていいでしょう。
初心者にオススメな練習曲10選
私が今まで実践してきた「続けたるためのコツ」を紹介してきました。
次に、私が今まで叩いてきた中で初心者にもオススメな曲を紹介していきます!
叩いてみたを投稿されている人の中でオススメの動画も載せますよ!
動画のとおりに叩くのが難しいのであれば、自分なりに簡単にアレンジすることも最初は大事ですよ!
とにかく、「1曲通して叩けるようになる」ことが重要です!
【スピッツ】空も飛べるはず
テンポがゆっくりなので、初心者に優しいですね。
バスのパターンが少し難しいですが、全体を通してほぼ8ビートで演奏できる曲です。
バスもよく使われるパターンなので、ここで練習しておきましょう!
【ヨルシカ】言って。
手やバスのパターンが曲を通してほとんど同じなので、覚えれば比較的簡単に叩ける曲です。
前半は大人しく、後半は激しくなってくるので、強弱をつけて叩くといい練習になるでしょう。
【MONGOL800】小さな恋のうた
「やっぱりかぁ~!」と思われたかもしれませんね。(笑)
初心者といえばこれ!
間違いないです!
曲の9割が普通の8ビートで構成されているので、よく言われる「ドッタン、ドドタン」のリズムができればほぼ演奏できます。
Aメロの最初と間奏が少しリズムが変わりますが、そう難しくはないので練習してみましょう!
あとは、少し曲自体が早いのが難しいところですかね。
しかしこのスピードでバスのダブルが踏めると大概の曲も踏めるようになるので、踏めない方もあきらめずに練習しましょう!
【BUMP OF CHICKEN】天体観測
こちらも有名ですね。
スネアのダブルや連打、シンバルを入れる場所、タムを入れる場所が少しややこしい曲ですが、オススメの曲です。
ややこしく感じますが、曲を通してシンプルな構成になっているので、手順を覚えればそれを繰り返せば演奏できます。
【曇天】DOES
テンポが速く、右手のハイハットが追い付かないかもしれません。
速さだけを乗り越えれば手順は簡単なので、練習してみましょう。
半分にして叩いても大丈夫ですが、右手の練習だと思って原曲どおり叩けるように練習しましょう!
【ASIAN KUNG-FU GENERATION】リライト
私が一番練習した曲です。(笑)
私の右手はこの曲によって鍛えられました。(笑)
曲が速く、最初は右手のハイハットやタム回しが追い付かないかもしれません。
また、間奏は初心者にとってはかなり難しいレベルなので、アレンジして簡単にしてもいいかもしれません。(私はしてました・・・)
右手を鍛えたりリズムキープを練習するのにいい曲ですよ!
【THE BLUE HEARTS】TRAIN-TRAIN
これもテンポは速いですが手順自体は非常に簡単です。
右手が追い付かない場合は一旦半分でもいいので曲を通して叩けるようになりましょう!
【THE BLUE HEARTS】リンダリンダ
言うことは「TRAIN-TRAIN」と同じです。(笑)
【黒うさP】千本桜
ボカロも一曲ほしいと思い、有名かつ簡単な曲といえばこれしか思いつきませんでした・・・
ボカロ好きの方は頑張って練習してみてください!
全くの初心者には難しいとは思いますが、以下動画の人が少し簡単にアレンジしてくれていますね。
※ただ、2分30秒からたぶん遊び始めてます・・・(初心者の域ではない)
【KANA-BOON】ないものねだり
正直、これは難しいです。
ドラムに必要な色々な要素が合わさった曲なので、かなり練習が必要と思います。
それでも挙げた理由としては、これを叩ききることができたらもう初心者脱と言ってもいいのではと思ったからです。
練習する要素としては以下です。
通常の8ビート
イントロと間奏のクローズドリムショット
Aメロのクローズ状態の裏打ち
Aメロ、サビのオープン裏打ち
2番Aメロのタム絡み
2番サビ前のスネア&ハイハット連打
間奏とラスサビの間のキメ
アウトロのスネア連打
ちなみにこれを叩いている人は銀魂のOP、EDを担当されている「HoneyWorks」のドラム「AtsuyuK!(あつゆき)さん」です!
上手いのは当然なので、これを見ても落ち込まないようにしましょう。(笑)
私は滅茶苦茶落ち込んでました。(笑)
個人的に滅茶苦茶好きで練習した曲
ここからは飛ばしていただいても構いません。(笑)
私個人が好きで練習してきた曲の紹介です。
【UVERworld】GO-ON
UVERworldが好きなんです。
特にこの曲が好きなんです。
ただ、それだけです。
【RADWIMPS】会心の一撃
速い、速いです。(笑)
この速さについていくために頑張りました。(笑)
あと間奏のハイハット連打のアクセントが難しい・・・
疾走感がある曲なので、叩けたときはそれはそれは気持ちよかったです!
【Lisa】Crossing Field
アニメを見始めたのがSAOにハマったからで、そのハマった当時にドラムにも同時にハマっていたのです。(笑)
物語もいいし曲もいい、頑張って練習しました。
【kemu】六兆年と一夜物語
あまりボカロは聴かないのですが滅茶苦茶好きな曲です。
見ていただいたらわかるのですがかなり激しくて難しいです。
まぁこの人は原曲より激しく叩いていますが。(笑)
【Nothing’s Carved In Stone】Out of Control
16分で刻み続けるハイハットとスネアがカッコよすぎて一目惚れした曲です。
16分自体が難しいのにその中でスネアも入れるのに本当に苦労しました。
さいごに
私が今までドラムを辞めずに続けてこれた理由や方法、練習曲などを挙げさせていただきました。
辞めてしまう、諦めてしまう理由のほとんどがモチベの低下が原因だと思っています。
自分のモチベがどうやったら保たれるのかを考えながら練習すれば、初心者でも苦無く続けていけるでしょう。
最初は全く曲を叩けないので嫌になりますが、それを乗り越えれば自分が好きな曲を自分が演奏できるようになるのです。
その快感は計り知れないものですよ!