その場で見たかったオリンピックで起きた面白い出来事5選
こんにちは、しんたろーです!
2020年の東京オリンピックまでいよいよあと1年というところまできましたね!
皆さんはオリンピックといえばどんなことが印象に残っているでしょう?
体操の内村航平、水泳の北島康介、レスリングの吉田沙保里、そしてスケートの羽生結弦選手など多くの日本人が活躍してきた場面を挙げる人が多いことでしょう。
もちろん日本の選手たちの勇姿は目に焼き付いて離れませんが、今回紹介するのはオリンピックで起きた面白い事件の数々です。
東京オリンピックも間近に迫って、「過去にどんなことがあったんだろう?」とふと思ってしまいましてね。
もう気になってしゃーないんで調べてみましたよ!
今日の目次はこちら。
1.義足のランナー
2.平和の象徴、鳩が聖火に焼かれた!?
3.ラストでストップ、ドランドの悲劇
4.冬に開催された夏季オリンピック
5.得点掲示板の想定を裏切る得点
義足のランナー

通常、体に障害を持っている人が出場するのはパラリンピックですが、あるランナーがオリンピックに出場しています。
その人の名は南アフリカのオスカー・ピストリウス。
彼は2012年のロンドンオリンピックの陸上男子400mに出場しました。
皆さんは競技用の義足って見たことありますか?
見ていただけると分かると思いますがめちゃくちゃかっこいいですし、この義足、バネの力がものすごいため、健常者より有利な条件になるのではないかと考えられ、オリンピックへの出場は禁止されていました。
ただスポーツ仲裁裁判所がこの拒否を覆したため、オリンピックに出られるようになりました。
結果は準決勝で敗退でしたが、彼は障害者でありながらオリンピックに出場した素晴らしい選手、として歴史に名を残すはずでした。
ただ残念なことに彼は今翌年にとんでもない事件を起こすのです。
なんと自宅で恋人を射殺して逮捕されてしまいます。
せっかくの偉業もこの罪のせいで台無しになってしまいました。
もちろん世界中でショックとバッシングがありました。
最近日本でも有名な選手や役者の逮捕ニュースが見られますがせっかくの記録に泥を塗ってしまうのは応援している視聴者としてはとても悲しいことですよね。
平和の象徴、鳩が聖火に焼かれた!?

少し前の年代に遡り、1988年のソウルオリンピックの開会式ではとんでもない事件が起こりました。
オリンピックの注目場面の一つである聖火の点火の時に鳩が聖火で焼かれてしまったんです。
ただ、プログラムではそのようなことが起こらないように聖火を点火してから鳩が放たれるという順番になっていました。
しかし、鳩がなぜか聖火台に先に止まっていたのです。
なんと誰かが間違って鳩を先に放ってしまったのです。
この事件を機に鳩を放つのはやめ、風船や他のパフォーマンスが行われるようになりました。
東京オリンピックでは一体どんな開会式になるのか、楽しみですね!
ラストでストップ、ドランドの悲劇

さらに時代を遡り1908年のロンドンオリンピック。
マラソン選手のドランド・ピエトリは優勝候補のランナーでした。
始めはスローペースで入りましたが、後半から実力を発揮し、39km地点で1位になります。
ただこの日は異常なほどの暑さがあり、ドランドはスタジアムに入ってきたときに倒れてしまいます。
係員によって立ち上げられ、なんとか走り始めますがその後4回も倒れてしまいます。
何度も係員に助けられながら最後350mで10分もかけてのゴール、にもかかわらず彼は1位でゴールしました。
ここまでで十分大変な思いをしたドランドですが悲劇はここからでした。
2着になったアメリカの選手のチームが係員に助けられてゴールしたのはどうなんだと異議を申し立てます。何度も係員に助けられてのゴールですからこの異議が受け入れられドランドは失格になってしまったのです。
記録には残りませんでしたが彼の勇姿はスタジアムにいた観客全員の心に残り、その後王妃から銀のカップを授与されたのです。
かっこいいなぁ!
冬に開催された夏季オリンピック

感のいい人はこれがどういうことかもう分かっているかと思います。
通常北半球で夏に開催されるオリンピックは北半球であればどこでも夏期オリンピックですが、南半球は季節が逆転するため、南半球で夏期オリンピックをすると北半球で冬に開催されることになる訳ですね。
南半球で開催されたオリンピックはメルボルン、シドニー、リオデジャネイロがありますがこの中でシドニーとリオデジャネイロは赤道に近いため夏から秋に開催しました。
ただ1956年のメルボルンオリンピックではなんと11月から12月にかけて開催されたんですね。
もし今後このようなことがあったら冬に陸上や水泳を観戦するってなんだか変な感じになりそうですね。(笑)
得点掲示板の想定を裏切る得点

白い妖精の異名を持つルーマニアの体操選手ナディア・コマネチは14歳にして驚異の記録を出しました。
1976年のモントリオールオリンピックでコマネチは段違い平行棒と平均台の種目でオリンピック史上初めての10点満点を叩き出します。
しかし、当時体操競技で満点が出るなんてことは誰も予想しておらず、得点掲示板も0.00の桁までしか表示がありませんでした。
そのため彼女の点数は1.00と表示されたのです。
まるで某野球漫画で100マイルが出たときみたいですね。
すごいわ・・・。
さいごに
今日挙げた事例の他にも、まだまだオリンピックには良いものも、悪いものもたくさんの事件があります。
次の東京オリンピックではどんな記録が生まれるのでしょうか。今からとても楽しみですね!
まぁとにかく、今から既に楽しみやね!